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掛布氏、阪神“残留”へ 阪神電鉄が新ポスト用意 来季以降もチームに助言

12/4(水) 5:30配信

スポニチアネックス

 ミスタータイガースが残留する!! 今季まで阪神のオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)を務め、すでに退団した掛布雅之氏(64)が、新たに電鉄本社の用意するポストに就任する方針であることが3日、分かった。契約満了のため10月末日でいったん球団から退団したが、電鉄本社は偉大な存在感、影響力に敬意を表しており、来年以降もグループの一員として助力を仰ぐ算段だ。

【写真】4月、甲子園での阪神―巨人戦で始球式を行った掛布氏

 電鉄本社筋の関係者が、経緯を説明した。

 「“ミスタータイガース”の掛布さんは偉大な球団OBであり、存在感、影響力が大きいですし、ファンの皆さんからも多大な支持をえています。いったん球団からは退団するという形になりましたが、来年以降も改めて電鉄本社に籍を置く形で、タイガースに関するアドバイスなどを、いただくことになる予定と聞いています」

 掛布前SEAは88年の現役引退後、長らく阪神とは距離を置いていたが、13年オフに、当時の坂井信也オーナー、南信男球団社長、中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)らの尽力により、GM付育成&打撃コーディネーターとして25年ぶりの古巣復帰を果たした。16年から2シーズンは2軍監督も務め、若手を育成。そして18年から今年10月末日まではSEA職を担った。そのSEA職が契約満了を迎えたため、いったんは退団となった。だが「阪神」との縁が切れたわけではない。

 関係者の話を総合すると、来年以降は電鉄本社に籍を置くことが内々で決まっている段階。現時点で、まだ正式な肩書は決まっていないが、1年契約更新制の“特別顧問”のようなポストが用意される見込みという。甲子園球場などで定期的に試合を観戦し、藤原崇起オーナー、秦雅夫オーナー代行らのかたわらに侍して、チームに関する助言、提言などを行う予定だ。

 昨秋の矢野燿大監督就任後、清水雅治ヘッドコーチ、井上一樹打撃コーチらを1軍首脳陣に加え、今秋キャンプでも山本昌臨時投手コーチを招へいするなど外部の「血」を採り入れることで、組織の新陳代謝を進めてきた。だからといって来年で球団創設85周年を迎える猛虎の伝統を、ないがしろにするわけではない。タテジマの歴史を紡いできた球団OBの代表格「ミスタータイガース」こと掛布前SEAの存在感、影響力にも敬意を表しており、来年以降も「阪神」の一員としてともに戦う方針だ。

最終更新:12/4(水) 8:03
スポニチアネックス

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