ここから本文です

【今日はお寺ごはんで一汁一菜 vol.1】「“お麩”じゃが」と「おぼろ昆布のお澄まし」

2019/12/4(水) 20:00配信

クックパッドニュース

料理僧・青江覚峰(あおえ かくほう)さんが提案するのは、誰でも簡単に作れる「一汁一菜のお寺ごはん」。実際にお坊さんたちが食べている、肉や魚を使わない一工夫あるレシピを教えていただきました。からだと心がほっとゆるむ、優しい味わいのお料理ですよ。

■ ■ ■

おうちで気軽に楽しめる「お寺ごはん」

こんにちは。お坊さんの青江覚峰(あおえ かくほう)といいます。今回からこちらの連載でコラムを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお付き合いください。

さて、「お寺でごはん」というと、皆様どのようなものを想像しますか?
おそらく、朱塗りのお盆に器がたくさんのっていて、白和えやごま豆腐など、色々なおかずがちょこちょこと。そんなものをイメージする方が多いのではないでしょうか。
これ、実際はちょっと違うんです。

そのギャップをお伝えするのにちょうどいい例があります。

今、日本には多くの国から観光客が訪れます。私のお寺のある浅草にも、実に多くの方が海外から観光に来ます。
そんな外国人観光客が楽しみにしているものの一つが、ズバリ「日本食」。
世界的にも評価の高い日本食を、本場で食べてみたいと多くの方が思っているようです。

では、実際にどんな日本食を期待しているかの調査(※編集部注:関連記事リンクを参照のこと)では、このような結果が出ています。
1位がラーメン、2位は焼き肉、次いですき焼き、鉄板焼などの肉料理。
私達がイメージする“日本食”とはちょっとズレがあるようですね。

これと同じことがお寺にも言えるのです。
お寺のお坊さんだからと言って、普段から朱塗りのお椀でちょこっとずつ食べているわけではありません。
普通のお皿やお茶碗で、ごく普通の家庭料理と同じようなスタイルで食事をとっているのです。

こちらの連載では、家庭料理としても楽しめる「お寺ごはん」を紹介していきます。

とは言っても、そこはお寺。ご想像どおり、基本的には肉や魚を使いません。家庭料理の定番である肉じゃがも、お肉の代わりに車麩を用いるなどの工夫がなされています。お麩と言っても侮るなかれです。お麩が吸ったたっぷりのおだしが、一口噛むとじゅわっと口いっぱいに広がってとってもジューシー。

1/2ページ

最終更新:2019/12/4(水) 20:00
クックパッドニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事