ここから本文です

300万円増のソフトバンク栗原 打倒甲斐の鍵はあの最強捕手

12/4(水) 8:02配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク契約更改交渉(3日)

 福岡ソフトバンクの栗原陵矢捕手(23)が3日、持ち前の打力を武器に「打倒甲斐」を誓った。ヤフオクドーム内で契約更改し、300万円増の年俸1000万円でサイン。5年目の今季は自己最多の32試合に出場したが、マスクをかぶったのはわずか8試合。同じ捕手で首位打者に輝いた西武森を理想に掲げ、来季は打力を武器に正捕手の座を狙う決意で、2日に中村晃の下でのトレーニングを始めるなど意欲的だ。(金額は推定)

【写真】中村晃が和田が絶賛した栗原のスイング

■捕手として出場は8試合

 高卒5年目で飛躍を遂げながら、栗原は「もう少し(試合に)出たかった。正直なところ」と本音を口にした。初めて開幕1軍入りし、自己最多の32試合に出場。打率2割3分1厘でプロ初打点&初本塁打などもマークしたが、この数字に満足はできなかった。

 持ち前の打撃では一定の結果を残す一方、本業の捕手としてマスクをかぶったのはわずか8試合。外野や代打起用も多く、シーズン終盤は2軍で過ごした時間も多かった。それだけに「やっぱり捕手として、試合に出たいという思いがすごく強い」と言い切った。

 その視界には高い壁がそびえる。侍ジャパンの常連でもあり、今季は133試合で先発マスクをかぶった甲斐だ。「スタメンで出るために。拓也さん(甲斐)を安心させない、脅かす存在でいたい」。6年目の来季は正捕手の座を狙う23歳は闘志を燃やしている。

■西武・森が「最高の理想」

 そのために最大の武器に磨きをかける。「自分の強みは打撃ですから」。理想に掲げたのは同じ左打ちの捕手で、今季はパ・リーグの首位打者とMVPに輝いた1学年上の西武森だ。「最高の理想だし、究極ですよ。近づいていけるように」と意欲を示した。

 今オフは昨年同様に中村晃の下で汗を流す。既に2日に始動。「(捕手で)打撃で頭一つ抜けないと。お願いして一緒の時間を長くしてもらった。12月をどう過ごしているのかも知りたかった」。来年1月の長崎自主トレも共にして、バットを振り込む考えだ。

 打撃と並行して、守備力向上も図る。キャッチングを重点的に鍛え上げる方針だ。記者会見では今季の印象に残った試合に7月2日の楽天戦を挙げた。甲斐野とのバッテリーで勝ち試合を締めた一戦だ。「試合の終わりにグラウンドにいるのは大きな喜び」。来季はより多くの喜びに浸るつもりだ。 (山田孝人)

西日本スポーツ

最終更新:12/4(水) 8:02
西日本スポーツ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事