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【阪神JF】リアアメリア、前走で予行演習完了 データも後押しで文句なし

2019/12/4(水) 11:00配信

SPAIA AI競馬

クラシックにまでつながる一戦

先週のチャンピオンズCは数字以上に落ち着いた展開。途中で「こりゃ前が残るわ」との声が聞こえた通り、先行馬、もしくはロスなく乗った組が馬券圏内に残った。勝ったのは好位のインで足をためたクリソベリル。戦前は3歳のレベルに疑問符の声もあったが、全く関係なし。全体で見ると3歳勢は中央、地方とも低調かもしれないが、中央ではクリソベリル、そして地方では道営記念を勝ったリンノレジェンドと北海優駿勝ちのリンゾウチャネル。この3頭は抜けた存在かと思われる。

阪神JF過去10年のデータ

さて、今週は阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)が行われる。その昔、ハイペースの桜花賞を乗り切れるスタミナがあれば、長距離のオークスでも問題なしといわれていた。要するに桜花賞とオークスでは求められる物が同じということなのだが、今はこの阪神JFと桜花賞、そしてオークスが線となってつながっている。仕上がりの早さやスピードだけでなく、2歳戦ながらクラシックでも戦える総合力が求められるレースといえる。

クロフネの血を引く馬に注意

いつも通り過去10年のデータから傾向を調べてみる。まずはキャリア。勝ち馬は全てキャリア3戦以内の馬から出ている。そのうち、2勝を挙げている馬が8頭。つまり、3戦2勝、もしくは2戦2勝から勝ち馬が出る可能性が高いということになる。また、前走で3着以下に負けているグループから優勝馬が出ていない。前走で連対していることもほぼ必須となってくる。

続いては騎手の乗り替わりについて。以前はワールドスーパージョッキーシリーズ、今は香港国際競走と施行週が重なっていて、有力馬を含め騎手の乗り替わりが割とよくあるレースだった。しかし、継続騎乗8勝に対して乗り替わった馬は2勝。前述したようにクラシックにまでつながる一戦ということで、国際競走と日程が重なっても有力馬は騎手が手放さないということか。

ハーツクライ産駒が勝てば将来有望?

最後に血統を。ここ10年でディープインパクト産駒が最多の3勝。さすがの数字だが、母の父クロフネが2年連続で2着。父としても2着2回、3着2回だから適性十分といえる。クロフネ産駒は牡馬より牝馬に活躍馬が多いのも特徴でもあり、今年でいえば母の父にクロフネを持つクリスティに注目して損はないだろう。逆に牡馬の方が優勢なのがハーツクライ産駒。とはいえ牝馬のGI馬はリスグラシュー、ヌーヴォレコルトといったワールドクラスが出ている。ウーマンズハート、クラヴァシュドールといったハーツクライ産駒がここを勝てるようなら、いずれは世界で戦えるくらいの名牝になれるかもしれない。

いろんな意味で面白いのはロータスランド。父Point of Entryはディープインパクトと同じヘイルトゥリーズン系で芝向きの種牡馬。それよりも注目したいのは母系。兄姉の父はいずれもTale of the Catなのだが、それを見て思わず「おや?」となった。母の父も同じStorm Cat系のScat Daddy。

つまり、この兄姉はStorm Cat2×5のインブリードを持っていることになる。ほかにもTale of the Catの母Yarn2×5もあったりと、かなり攻めた配合。残念ながら活躍はしなかったようだが、こういう血統表は眺めているだけで楽しい。ロータスランドはそこまでのインパクトはなくても、名血のインブリードを4本持っていて爆発力は秘めている。

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最終更新:2019/12/5(木) 10:35
SPAIA AI競馬

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