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年末年始に気をつけたい! 現役警官も加担…変化する「オレオレ詐欺」驚がくの手口

2019/12/4(水) 12:02配信

テレ東プラス

経済情報や話題のニュース、世間を騒がせている流行のモノについて、誰にでもわかるように優しくかみ砕いてお届け! ここでは最新特殊詐欺の手口と対策を紹介する。

対面することなく電話やFAX、ハガキやメールなどを使って行う特殊詐欺。警察庁の調べによると、2018年には認知件数が1万6000件以上、被害総額は360億円以上だという。被害認知件数の78.1%が65歳以上。手口は常に変化し、後を絶たない。

なぜ警察は特殊詐欺の組織を根絶できないのか。理由は、末端の実行犯を捕まえるもトカゲのしっぽ切りとなってしまい、組織運営を裏で支える出資者がまた別組織を作り、暗躍するためだそう。

実行犯は電話をかける者、ATMから金を引き出す者、直接金を受け取る者に担当が分かれており、最近はSNSで募集。内訳は学生、主婦、高齢者、銀行員…なんと現役警察官もいるという。詐欺・悪質商法ジャーナリストの多田文明氏は「借金がある公務員はいっぱいいる。その借金を返すため『副業』で実行犯になる」と説明する。

特殊詐欺で最も多い被害は、親族などを語る「オレオレ詐欺」だ。2018年の被害件数は9145件、被害額は188.9億円。被害者の86.1%が女性だという。最近では、既存の機関を利用してだます「オレオレ劇団詐欺」なるものも増加しているそうだ。

まずは詐欺師が息子を演じ、電話口の母親にあえて詐欺を看破させ、一度通話を切らせる。次に別の詐欺師が警察を名乗り、「先ほどの詐欺犯逮捕のため、おとり捜査させてほしい」と再び母親に電話を入れる。

母親はだまされたふりをしてお金を手渡すが、その後の連絡はなくなるというもの。このように、複数の詐欺師がターゲットに様々な役割で連絡する手口が横行しているという。

また、自動音声を流し、ネット料金の支払いなどを理由にATMへ誘導し現金を振り込ませる「自動音声ガイダンス詐欺」なども。多田氏は「自動ガイダンスの電話は切る」「大手企業を名乗っている場合は調べて掛け直す」と注意喚起した。

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最終更新:2019/12/4(水) 12:02
テレ東プラス

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