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「のり弁のちくわ、消費増税で半分に」は誤り ほっともっとが否定

2019/12/4(水) 18:58配信

BuzzFeed Japan

弁当店「ほっともっと」の「のり弁のちくわ」が消費増税の影響で半分になった、という情報がネット上で拡散している。結論から言うと、これは「誤り」だ。BuzzFeed Newsはファクトチェックを実施した。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】

この情報は、「のり弁」を食べた人物が「チクワが半分に切られてる」「10月の消費増税(&価格据え置き)が影響してるのか?」などと12月1日にツイートし、2000以上リツイートされたことで拡散。

さらに今年の参院選でれいわ新選組の公認候補者(全国比例)だった渡辺てる子氏が「のり弁のちくわが半分に。消費税増税の悪影響です」と引用ツイートしている。

このツイートに疑問を持った別のユーザーが「ほっともっと」公式アカウントに直接質問したところ、このような返答があった。

「お問い合わせありがとうございます。消費税増税に合わせてちくわの大きさを変更した事実はございません」

もともと半分だった「ちくわ天ぷら」

ほっともっとの広報担当者は、BuzzFeed Newsの取材にこう答える。

「お客さんからの問い合わせもありましたが、事実ではありません」

「のり弁」は2018年5月に300円に値下げされているが、その際にも中身には変更はない。以前から、ちくわ天ぷらは半分だったという。

今回の消費増税に関しても、ほっともっとの弁当は、軽減税率の対象のため「価格据え置き」だ。担当者は「全メニューで、何も変わっていません」とも語った。

「ステルス値上げ」という言葉もあるが…

商品の値段は据え置きだが、そのものが小さくなる現象は「シュリンクフレーション」と言われている。

実質的な値上げであり、「ステルス値上げ」と揶揄されることも多い。こうした商品をまとめたWikiサイト「いつの間にか容量が減っている商品wiki」も存在する。

原材料費の高騰や消費増税のあおりで、特に食品や菓子類などで「シュリンクフレーション」が相次いでいることは事実だ。とはいえ、事実に基づいた議論が必要だ。

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最終更新:2019/12/4(水) 18:58
BuzzFeed Japan

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