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[大弦小弦]今年の新語、流行語

12/4(水) 8:31配信

沖縄タイムス

 師走の恒例、新語・流行語大賞が発表された。年間大賞は、ラグビー日本代表の「ONE TEAM(ワンチーム)」。7カ国の選手が一丸で、強豪国を次々に撃破した姿は記憶に新しい。米国を中心に排外的な国際潮流が強まる時勢だけに、価値あるメッセージになる

▼「#KuToo」(靴・苦痛)運動に、共感した女性も多いのでは。当時の厚労相がハイヒールの強制に理解を示した発言にあきれ、性差別の根深さを考えさせられた

▼トップ10のリストを見ると、選ばれなかった言葉も気になる。首相主催の「桜を見る会」が、これほどクローズアップされた年はなかったはず。注目時期が遅かったからだろうか

▼ランク外の気になる言葉は、ほかにもある。元官僚の「上級国民」が起こした事故が「あおり運転」だったら、さすがに証拠は「シュレッダー」で破棄せず、逮捕するだろうか

▼流行語は一過性で消費されることが多いが、しぶとく生き残る残念ワードも。2017年の大賞「忖度(そんたく)」は、今も霞が関にはびこる。官僚の雇い主は首相官邸ではない。私たち国民だ

▼沖縄は年明けの「オリオンビール買収」報道に始まり、2月の「県民投票」、7月の「セブン-イレブン」進出が注目された。11月からは「首里城再建」が合言葉。政治的立場を超え、県民「ワンチーム」の機運を感じる。(吉田央)

最終更新:12/4(水) 8:31
沖縄タイムス

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