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偕楽園有料化 8割が賛成 開始1カ月 入園者アンケート

2019/12/5(木) 6:00配信

茨城新聞クロスアイ

県は4日、日本三名園の一つ「偕楽園」(水戸市常磐町)の有料化について、開始1カ月間に実施した入園者アンケートの結果と入園者状況を発表した。有料化の賛否を問うアンケートには、11月の土日曜・祝日の5日間で253人が回答。「賛成」が73%、「条件付き賛成」が11%で、合わせて84%に上った。県都市整備課によると、賛成意見では、有料化による収益を財源に施設整備や魅力向上策を期待する声が多かったという。

アンケートは、11月4日に県職員が入園者を対象に行ったほか、同16日から園内の好文亭で始まったお茶や菓子を提供する社会実験の会場で16、17、23、24日に実施した。

賛成意見では「景色がとても素晴らしいので有料化は賛成」といった声や、入場料収益の活用法として「寒さ対策の施設を整備して」「写真スポットが欲しい」など、魅力向上策に期待する意見が寄せられた。条件付き賛成では「高齢者や子どもは料金を安くしたり無料にした方がよい」との意見があった。

反対は5%で、「一律有料にすべき」「県民からも徴収すべき」との意見が多かった。「分からない」は11%だった。

11月の入園者数は3万6769人で、内訳は県外1万2379人、県内2万4390人。4万3555人だった昨年同月と比べ約16%減少した。月間の入場料収入は当初見込みの1・5倍の約300万円だった。

同課は「想定以上に県外客が多かった」と説明。昨年同月比での入園者数の減については「昨年11月は土日曜・祝日全て晴れたが、今年は3日間が雨。天候不良による影響ではないか」と分析した。入園者アンケートは来年3月まで、好文亭で継続する予定という。

偕楽園の有料化は県外客が対象(春の梅まつり期間中は県民からも徴収)で、大人300円、小中学生と70歳以上が150円。県は有料化で見込まれる年間約8500万円の収益を財源に、開園初期に実在した休憩所の復元やエスカレーター設置などバリアフリー化を進める考えだ。(三次豪)

茨城新聞社

最終更新:2019/12/5(木) 6:06
茨城新聞クロスアイ

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