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「公開は困難」 首里の32軍壕 県が見解示す

2019/12/5(木) 7:04配信

琉球新報

 焼失した首里城の再建とともに一般公開を求める声が高まっている首里城の地下にある日本軍の第32軍司令部壕について、県子ども生活福祉部の大城玲子部長は4日、壕内は岩塊の崩落や酸素の欠乏、雨期に水たまりができる出水が発生しているとして「安全確保の観点から、現状では一般公開は困難だと考えている」との見解を示した。県議会11月定例会で崎山嗣幸氏(社社結)の質問に答えた。

 県は1997年、安全性確保を前提に第32軍壕の保存公開計画を策定した。

 その後、公開に向けて壕内補修に取り組んできたが、2001年度に隣接する県立芸術大キャンパス内で陥没が発生するなどした。

 12年度に実施された専門家の調査で、壕内全区間で現状のままでの一般公開は不可能と指摘され、壕内の環境を把握するために基礎データの収集、経年劣化の状況を把握することが望ましいと提言を受けたため、県は以降毎年1回調査を実施してきたが、依然として公開は難しい状況という。

琉球新報社

最終更新:2019/12/11(水) 17:21
琉球新報

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