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人気ラジオに見る「会話・交流を生む」Twitter活用術【ビジネス活用のポイント・後編】

2019/12/5(木) 8:10配信

オリコン

 世の中のさまざまな話題の反響や“バズ”を生んだ取り組み、ツールの活用術などについて紹介する連載企画「Twitterインキュベーション」。今回は、Twitter Japanツイッタービジネスマーケティング責任者の森田謙太郎氏が、Twitterをビジネスで活用する際のポイントについて解説する。前編では、「Twitter利用者との“会話”が商品やサービスへのロイヤリティを高める」という紹介をしたが、後編ではTwitterをフル活用し、リスナーとの「会話」に注力しているラジオ番組の例を紹介したい。

【画像】前編で紹介した、Twitterのビジネス活用2つのポイント

◆“2人だけ”で運営しながらトレンドワード入りすることも

 取り上げるのは、沖縄県・琉球放送RBCiラジオの『ラジオBar 南国の夜』(毎週土曜22:00 ~ 23:00)という番組。琉球放送のアナウンサー・嘉大雅(よしみたいが)氏と宜野湾市でBarを経営する與古田忠(よこだただし)氏の2人が、パーソナリティと制作を務めるだけでなく、Twitterを活用した告知宣伝からリスナーとのコミュニケーションまで一手に担っている。

 生放送ではなく、放送日の土曜の3日ほど前に収録したものをオンエアしているが、ポイントは放送中にこの2人がTwitter上に登場し、収録時のトークの裏話を発信したり、リスナーの感想に返信やリアクションをしたりしている点。番組に携わる人数が2人だけという環境下で、かつ生放送ではないことを逆手に取り、Twitterを通して放送中の交流を充実させているという。

 例えば、「バーでの会話」という番組コンセプトを活かし、番組内には「乾杯のコール」をリスナーに呼びかけるコーナーが用意されている。Twitterで番組ハッシュタグ「#ラジオ南国の夜」を検索してみると、リスナーがそれぞれの聴取場所で乾杯をしている様子が大量にツイートされており、まるでリスナー同士が集まるオフ会の中にいるように感じられる。来週もまたこの場所で一緒に乾杯したいと思える空間演出が、リスナーの心を捉えているようだ。

 番組公式アカウントのフォロワー数は11月現在、約1600程度。2人の個人アカウントのフォロワー数も際立って多いわけではない。しかし、リスナーのツイートは放送1時間で1000~2000回にも及び、放送を重ねる毎にその回数も増え続けている。Twitterのトレンドワードランキングに顔を出すこともあるほどだ。

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最終更新:2019/12/5(木) 13:02
オリコン

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