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災害乗り越え紅葉見頃に 養老渓谷、亀山湖週末ピーク 紅葉狩りクルーズも好評

2019/12/5(木) 11:07配信

千葉日報オンライン

 相次ぐ台風や豪雨を乗り越え、県内の紅葉が見頃を迎え始めた。有数のスポットでは一部、崖崩れや倒木などの被害があったが、散策ができるまでに復旧。今週末には各地で紅葉にちなんだイベントも予定されており、この秋、激減した観光客を呼び戻そうと、関係者は「晩秋の彩りをぜひ堪能して」と多くの来訪者を待ちわびている。

 大多喜町と市原市にまたがる養老渓谷は「関東で最も遅い紅葉」で知られる。9、10月の台風や豪雨で被害を受けたが、散策できるまでに復旧。観光客でにぎわっている。

 相次ぐ台風では崖崩れや倒木、川を渡る飛び石が流される被害を受けた。現在は中瀬遊歩道に一部通行止め区間が残るものの、赤や黄に染まった木々を観賞しながら散策できる。

 房総一を誇る名ばくふで知られる「粟又の滝」の近くでは、両親と一緒に来ていた松戸市の白川昇士郎ちゃん(4)が「葉っぱが赤くてきれい」とうれしそうに話した。

 町観光協会によると、9月の台風15号の襲来で観光客が激減。現在も例年の6割程度にとどまっているという。今年は暖かな日が多く、色づきが例年より1週間ほど遅れているが、「朝夕の冷え込みも強くなり、これから紅葉が進むはず。今月上旬まで楽しめそう」と来場を呼び掛けている。問い合わせは同会(電話)0470(80)1146。

 君津市の亀山湖周辺では「亀山オータムフェスティバル」(8日まで)が開催中。県内外から訪れた人たちが、湖畔を散策しながら思い思いに晩秋のひとときを楽しんでいる。

 2度の台風の爪痕もようやく癒え、迎えた紅葉シーズン。徐々に木々は色づいてきたが、まだ鮮やかさが今ひとつ。「ピークは今週末になりそう」と関係者は期待する。

 湖上から遊覧船で紅葉スポットを巡る「紅葉狩りクルーズ」が好評だ。トキタボートの鴇田智章さん(42)は「陸で見られない所に行ける。湖の奥が特にきれい。最終盤が一番いいかもしれない」と乗船を呼び掛ける。参加者たちは「船から見た方が紅葉がきれい」と笑顔で話していた。

 市観光協会亀山支部は「台風の影響なのか、寒暖差がなかったせいか紅葉が遅れた。これから紅葉すれば、週末に集客が見込める」と語る。問い合わせは同支部(電話)0439(39)2535。

最終更新:2019/12/5(木) 11:07
千葉日報オンライン

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