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【特集】『知名度あるが足を運ぶには至らない街』悩む神戸に舞い降りた伝道者...競争率360倍で選ばれた2人に密着!

2019/12/5(木) 18:24配信

MBSニュース

約360倍という競争率を勝ち抜き、民間の大企業から神戸市に転職した2人の職員がいます。その肩書は『エバンジェリスト』。民間で培った力で神戸が抱える課題を解決しようと奮闘する2人の職員に密着しました。

神戸市の魅力を発信する2人の『エバンジェリスト』

2019年10月、神戸市役所は民間企業から2人のビジネスパーソンを採用しました。乾洋さん(51)。神戸市北区出身で大企業のオリックスに30年勤務し、マレーシア支社長も務めた海外経験豊富な営業マンです。

もう一人の栗山麗子さん(45)は東大卒で大手食品メーカーの日本製粉で新商品開発を担当し、「アマニ油」を大ヒットさせたキャリアウーマンです。そんな輝かしい経歴の2人は神戸市が抱えるある問題を解決するために雇われました。

神戸市は“オシャレな街”としての知名度は高いものの、人口は2011年の154万4970人をピークに徐々に減り続け2018年は152万7407人となっています。政令指定都市の中では2019年に神奈川県の川崎市に抜かれ、全国7番目にまで落ち込みました。

さらに観光でも大阪や京都に後れを取り、インバウンドの波に乗り切れずにいます。神戸市が抱える悩み。それは『知名度はあるものの足を運ぶには至らない』という街になっていることだと神戸市の職員は言います。

「イメージで知っているのと、深く実際に降り立ってというか神戸を訪れて、あるいは住んでみて、あるいは働いてみて体験するのとは、大きな認知の差が出ると思う。そこのギャップをいかに埋めるのか。」(神戸市 医療・新産業本部 多名部重則課長)

そこで神戸市は、街の魅力を発信してくれる人材を募集。競争率360倍の中から2人が選ばれました。与えられた肩書は『エバンジェリスト』です。

伝道者の使命「人の流れを東京から神戸に」「神戸の認知度を上げる必要性」

『エバンジェリスト』とは宗教用語で「伝道者」を指す言葉。伝道者のように神戸の魅力を1人でも多くの人に伝えることが2人の使命です。

「色んな観光客とか移住して頂ける方とか、人の流れを東京から(神戸に)持っていけるようにするのが我々の仕事じゃないかなと思いますね。」(エバンジェリスト 乾洋さん)

一方、関東出身の栗山麗子さんは、全国的に神戸の認知度を上げることの必要性を痛感していました。

「『神戸』というもののプレゼンス・存在感が首都圏ではまだまだ低いなと。そんなに意識されていないなと感じています。(Q今はまだそこまで?)まだというか、まだまだだなっていうふうに思っています。残念ながら。」(エバンジェリスト 栗山麗子さん)

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最終更新:2019/12/5(木) 18:24
MBSニュース

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