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スマートミール認証で3ツ星獲得、シダックスグループ運営・ヤマハ発動機9号館食堂の足跡を追う

2019/12/5(木) 17:35配信

食品産業新聞社ニュースWEB

〈「健康だから」ではなく、自然に選択したくなるヘルシーメニューを目指して〉

健康経営の推進を背景に、社員食堂に「健康な食事・食環境」認証(通称=スマートミール認証)を導入する企業が増えている。食堂を運営する給食会社からの提案ニーズも強まる中、シダックスグループは多くの受託事業所で認証取得を支援し、顧客の健康経営を強力にサポートしている。

2019年9月に発表された第3回認証店舗で、最高ランクの3ツ星を取得したシダックスコントラクトフードサービス(株)が受託運営する、ヤマハ発動機(株)9号館食堂を訪問、認証取得までの足跡を追った。

※スマートミールとは、厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的 として提供する食事の目安」 (2015年9月 )や、日本人の食事摂取基準 (2015年版)等を基本として設定された、栄養素や野菜量などの基準を満たす食事の名称。

ヤマハ発動機(株)9号館食堂(静岡県磐田市)の昼食提供数は約1,700食。利用者の男女比は8対2で生産部門と事務技部門が混在、11時40分に食堂がオープンすると徐々に利用者が増え、12時には満席に。閉店の13時まで、約20分間隔で4回転する大賑わいの大型食堂である。

メニューは3定食と丼ぶり、カレー、麺と副菜数種類。そのうち、定食の1つに「健康サポートランチ」の名称でヘルシーメニューを2009年から採用しており、今回の認証取得を機に、メニューの栄養価等をスマートミール基準に変更した。

「健康サポートランチ提供開始当初は喫食数が少なく、そのほとんどが女性だった。徐々に食数が増え、年配の方や健康意識の高い若い男性の利用が増えた。メニュー表を見ず、まっしぐらに並ばれる方もいるほどリピート率は高い」。そう反響の高まりを語ってくれたのが、ヤマハ発動機ビズパートナー(株)の前田直美さんと名倉麻美さんだ。「09年の健康サポートランチ提供開始時は、さすがに60食は出るかと思いきや30食程度。ひどい時は10食の時もあった」と振り返る。

「健康メニューだから食べて!ではなく、自然に健康サポートランチを選択してもらえるようなメニューになるようシダックスさんに協力を求め、喫食数はコンスタントに増加した」と効果を強調する。シダックスコントラクトフードサービス(株)では食堂利用者の嗜好を考えながら献立の構成を検討し、時間をかけてメニュー改善に努めた。その結果、現在の販売数は120~180食(食堂利用者の約10%)にまで拡大した。

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最終更新:2019/12/5(木) 17:35
食品産業新聞社ニュースWEB

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