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スコッティ・キャメロンも!? 「スパイダー型」パターが増殖中

2019/12/5(木) 16:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

2008年に初代が登場し、2017年、セルヒオ・ガルシアがそれを手にマスターズを制したことで人気が爆発したテーラーメイドの「スパイダー」パター。最近ではスパイダー型とも言えるパターが続々発表され、もはやひとつの定番と化している感がある。スパイダーはいかにして世にでて、どう評価を獲得していったのか。その歴史を辿った。

スパイダー的形状のパターをオデッセイ、スコッティ・キャメロンが発表

今年登場したオデッセイのストロークラボTENは大きな話題となった。なぜかといえば、その形状がテーラーメイドの人気パター「スパイダー」によく似ていたからだ。

スパイダー的な形状と性能に、ブラックを基調とした精悍なデザイン。これが受けてヒットとなったわけだが、今度はスコッティ・キャメロンからもスパイダーを思わせるデザインのパター「ファントムX 12.5」が発表された。

アメリカでは12月12日に店頭に並ぶというこのパターは、ヘッドの中央を走るラインといい、後方に2本の羽根状の突起がある形状といい、スパイダーによく似ている。というか、むしろストロークラボTENとの共通点を多く感じるデザインだ。どことなく高級感が漂ってくるのはさすがキャメロン。

このあたり、いいものはいいとして、自社のプロダクトに取り入れる柔軟性というか度量というかはアメリカメーカーならではという感がある。

初代スパイダーは2008年、ホワイト・ホット2ボールの対抗馬として世に出た

さて、今では“追われる側”となったスパイダーだが、元々は2008年、オデッセイの大ヒットパター「ホワイト・ホット 2ボール」の対抗馬として世に出てきた。

2000年に発売された「2ボール」は、その得意な形状からパターが苦手なアマチュア向けのお助けクラブとして世に出たものの、あにはからんやプロがこれを支持。当時世界最強女王で日本でも人気のあったアニカ・ソレンスタムがエースパターとして起用し、世界中で勝ちまくる姿も印象的で、日本でも4バッグ全員2ボールという光景が散見された。

2ボールがつくった、重心深度が深く、真っすぐストロークしやすい大型パターという流行は消えることなく現代に至っているが、その進化の道筋で生まれたのが、テーラーメイドの「スパイダー」だった。

初登場は2008年。「ロッサモンザスパイダーAGSI +」という名称で世に出たスパイダーがブレイクしたのは2016年から2017年にかけてのことだった。

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最終更新:2019/12/5(木) 16:30
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