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いつまでもあると思うなセロー! 2020年に35周年を迎える「セロー」のファイナルモデル発売、お別れの時がついに来た!!

2019/12/5(木) 17:01配信

バイクのニュース

スーパーローもあってウイリーの練習に最適

 ヤマハの、いや日本のオフロードバイクを代表するモデルといっても過言ではない「セロー」。初代は1985年に登場し、モーターサイクルを自然のなかで愉しむマウンテントレールというジャンルを築き、シーンを牽引してきました。2020年で35周年を迎えますが、ついに生産終了します。

さらば「セロー」! ファイナルエディションを画像で見る

 扱いやすく、初めてのオフロード体験はセローだったという人も少なくないでしょう。フレンドリーなだけでなく、丈夫で頼もしくフットワークも軽快ですから、上級者になってもいつまでも一緒に走りたいと思わせます。だから一度手に入れると、なかなか手放さないと聞きます。いつもそばにいる、そんな相棒のようなバイクがセローです。

 初代はXT200をベースにボアを拡大し、排気量225ccで発売されました。軽量化のためセルスターターを装備していませんでしたが、当時のオフロード車では珍しいことではありません。トライアルバイクのように、歩くような速度でゆっくり野山の中を走れるよう、トランスミッションのギヤ比は1速をスーパーローとしていました。だからウイリーを練習するには最適で、セローで前輪を上げて走る感動を知った人もたくさんいるはずです。

 乾燥重量はわずかに102kgしかなく、シート高も810mmと低い。乗り手の体格を選びませんから、女性にも親しまれました。軽くて足着き性が良いだけでは女性を納得させられませんから、ヤマハのオートバイらしくどこか垢抜けていたのでしょう。思い返せば、泥臭いダートの似合うバイクですが、素敵な女性たちの愛車になってきた気がしてきます。まわりにいませんか? セロー美人。

 そういう意味では、元祖ミニSUVでもあったわけで、舗装路の上でしかバイクに乗らない人にもオフロードテイスト満載なところがオシャレだったのかもしれません。ゴツゴツしたタイヤだけでなく、ヘッドライトの前にあるスタックしたときに引っ張り出すためにあるスチール製ハンドルスタンディングなど、質実剛健なところに魅了されるのだと思います。

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最終更新:2019/12/5(木) 21:07
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