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エンゼルス「それなり補強」で右腕バンディを獲得 超大物コールに焦点を当てる動きの一環か

2019/12/5(木) 14:56配信

中日スポーツ

 ファンとしては、もどかしさが残る“それなり補強”となった。エンゼルスは4日、先発右腕ディラン・バンディ(27)をオリオールズからトレード獲得したと発表。見返りにマイナー4投手がオリオールズに移る。

 まずは頑健さを重視した。「ここ数年のディランは(年間)平均168イニングをこなし、耐久力を示してくれた。それこそ、うちにとっては重要だ」。大リーグ公式サイトによれば、エプラーGMはそう語り、AP通信も「エンゼルスが強く引かれたのは耐久性と安定感だ」。今季のエンゼルスは故障続きで、現在の先発陣で今季100イニングに到達した投手はゼロ。先発陣の防御率5・64はア・リーグ最下位だった。

 だが、バンディには懸念材料も残る。今季は規定投球回数に3分の1イニング足りなかったが、防御率4・79はメジャーの同クリア組59人中56位に相当。近年は防御率より重視されるWHIP(1イニング当たりの被安打数+与四球数)1・36も同50位相当だった。

 さらに、昨季41被弾はリーグワースト。同GMは「それは打者有利の球場(オリオールパーク)で、すごい打線(ヤンキース、レッドソックスが同地区)を相手に投げてきたからだ。そこは楽観視している」と釈明した。

 来季の先発ローテで確定しているのは、現時点で大谷、ヒーニー、そして今回のバンディの3人のみ。ここに若手のキャニングやバリアが割って入る余地は十分にあるが、米スポーツ専門局ESPN(電子版)は「エンゼルスは現在も今オフFA市場で最大の目玉、右腕ゲリット・コールの獲得に最も積極的だ」。今回の補強も、コール獲得に向けて金銭的な余裕を残したとも言える。

最終更新:2019/12/5(木) 14:56
中日スポーツ

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