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アルトコインへの関心が高まる?──機関投資家、バイナンスコインに連動したETPに高い関心

2019/12/5(木) 6:00配信

CoinDesk Japan

スイスの仮想通貨投資商品プロバイダー、アムン(Amun)は、バイナンスコイン(BNB)に連動した上場取引型金融商品(ETP)に機関投資家が高い関心を示していると語った。

機関投資家との会議はすでに予定がいっぱい

アムンのマネージング・ディレクター兼上場投資信託(ETF)の責任者ローレント・クシス(Laurent Kssis)氏は、ロンドン、チューリッヒ、ミラノ、スカンジナビアで開催される同社の機関投資家向け説明会はすでに、ヨーロッパの30を超える機関投資家とのミーティングの「予定でいっぱい」と述べた。

説明会は先週始まり、12月6日(現地時間)まで続く予定で、潜在顧客にBNB ETPをアピールするためのものだ。潜在顧客は主に「資産の幅広いポートフォリオの一部として、仮想通貨が持つリスクを抱えることへの委任を受けている可能性がある適格投資家」だ。

ミーティングはヘッジファンドやファミリーオフィスとのもので、一部、アセットマネージャーとのミーティングも予定されている。個別ミーティングは予定の定員数を超えたため、アムンはランチミーティングなど、投資家が参加できるイベントをさらに追加した。

もちろん、ミーティングは注文ではない。しかし機関投資家の関心は、大口の投資家がビットコイン以外にも仮想通貨への興味を広げ始めていることを示しているのかもしれない。

ETPとBNB(上場取引型金融商品とバイナンスコイン)

このETPはスイス証券取引所(SIX)に上場されており、バイナンスと共同開発で10月にローンチされた。各ユニットは1BNBをわずかに超えたところで連動しており、規制済みの伝統的な商品を通じて機関投資家がSIXのエコシステムに参加することを可能にする。

アムンが最初の仮想通貨ETPをローンチしたのは2018年10月、時価総額トップ5の仮想通貨のバスケットと連動した商品だった。クシス氏によると、BNB ETPに対する機関投資家の関心は2019年にローンチされた他のアムンの商品への関心とほぼ一致している。

BNBの供給を定期的に減らす目的でバイナンスが行う措置が、機関投資家にとっては魅力の一部になっているとアムンのリサーチャー、ランレ・ジョナサン・イゲ(Lanre Jonathan Ige)氏は語った。

「これまでのところ、BNBの提供価値の1つはバイナンスが四半期ごとに行うBNBのトークンバーンにあった」とイゲ氏。

BNB保有者はまた、バイナンスのプラットフォーム「ローンチパッド(Launchpad)」でのトークンセールへの参加といった特別優待と割引を受けることができる。2017年にローンチされたBNBは2019年、史上最高値の38ドル(約4100円)まで上昇したが、その後10ドル台半ばまで下落している。

信用取引、レンディング、デリバティブといったBNBが取り込んだ新しい商品とサービスは、マーケットシェアを獲得、維持できれば、もう1つの主要な提供価値になる可能性がある。

このETPのローンチ時に発表されたレポートの中でアムンは、バイナンスコインは「今後12カ月で最高の実績をあげる主要な仮想通貨資産の1つとなる絶好のポジション」にあると述べた。

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最終更新:2019/12/5(木) 6:00
CoinDesk Japan

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