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日本人選手のMLB30球団“制覇”ある? レッズが初の日本人獲得に興味

2019/12/5(木) 20:45配信

Full-Count

レッズ編成本部長「(日本選手獲得に)十分なスカウティング情報を持っています」

 秋山翔吾外野手、筒香嘉智外野手、山口俊投手、菊池涼介内野手の4選手が今オフ、MLB移籍を目指している。秋山は海外FA権を行使、筒香、山口、菊池の3選手はポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦となる。

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 果たして4人の夢は叶うのか。そして、それぞれの行き先はどこになるのか。日米メディアでも注目を集めている中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」はひと味変わった視点でこの4人に注目している。

「レッズはニーズを埋めるためについに日本人獲得に動くか?」と題した特集を掲載。これまでメジャー30球団のうち、唯一、1度も日本人がプレーしたことがないレッズに、初めて日本人プレーヤーが誕生するかもしれないとしてレポートしている。

 記事では、レッズのディック・ウィリアムズ編成本部長のコメントを紹介。その中で「日本からポスティングされた選手、FAとなった選手がいて、我々は獲得に動くのに十分なスカウティング情報を持っています。(今オフに獲得可能な中で)考えている選手もいます」と獲得の可能性について言及している。

 そして、4選手の獲得の可能性を検討している。秋山については「レッズに最もフィットすると思われるのが、キャリアの大半で中堅手としてプレーしている31歳のアキヤマである」とレポートしている。

 リードオフマンを任せられ、そして外野手の秋山はレッズのニーズにマッチしており、記事では「アキヤマは先頭打者になれる可能性があり、出塁率の高い打者を獲得したいレッズのニーズに合う。アキヤマは来年4月に32歳となり、年齢が懸念され、市場は限られるかもしれない。しかし、そのことと短期契約により、マルセル・オズナやニコラス・カステヤノスなどの高額なFA選手に代わる選択肢となるかもしれない」と指摘されている。

筒香「フィットの可能性」、山口「興味深い存在」、菊池「ニーズに合わない」

 筒香については「生粋のパワーヒッターであり、横浜DeNAベイスターズで今季29本塁打、2016年に44本塁打を放った」とその長打力を評価。そして「ツツゴウは先月28歳になり、アキヤマよりも若い。こうした点では彼の方がレッズにフィットする可能性がある」と“若さ”はレッズのニーズに合うとする。

 その一方で守備面がネックになるよう。記事では「大きな懸念は守備である。彼は日本で守備のよくない外野手であり、アメリカでは一塁手だと考える人もいる。もちろんレッズにはすでにジョーイ・ボットという一塁手がいる」と、メジャー通算284本塁打を放った生え抜きのボットとポジションが被るとしている。

 菊池はレッズのニーズには合わないとする。このオフにレッズはマイク・ムスタカス内野手と4年6400万ドル(約70億円)の大型契約を結んだ。そのため、菊池に関しては「レッズが二塁で起用するムスタカスと契約した今となっては全くフィットしない。帽子にCのロゴを使用している広島カープでプレーし、レッズのユニホーム姿が想像しやすく、「レッド・ニンジャ」という完璧なニックネームとなるであろうこと以外、ここで言及する価値はほとんどない」とされている。

 ただ1人の投手である山口は「興味深い存在」としている。記事で「32歳の右腕ヤマグチは日本人市場で興味深い選手の1人である。ヤマグチはキャリア前半にベイスターズのクローザーであり、2014年に先発に転向した。ヤマグチはブルペンでもローテーションでも起用を考えられる興味深い存在だろう」とされ、先発、リリーフ双方をこなせる点でレッズのニーズに合うとしている。

「我々は可能な限り多くの選択肢を探そうとしています。アメリカでの選択肢と比べるのに十分な情報を得たいと思っています。もちろん1人目(の日本人選手)を獲得することに前向きです」とするディック・ウィリアムズ編成本部長。果たして日本人未踏の地「シンシナティ・レッズ」に初の日本人プレーヤー誕生はあるか。

Full-Count編集部

最終更新:1/7(火) 17:05
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