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源助だいこん、わが家の味に 生産者が金沢おでん教室

2019/12/5(木) 2:00配信

北國新聞社

 鍋の季節、地元特産「源助だいこん」を一般家庭のおでんに使ってもらい地産地消を図ろうと、JA金沢市打木(うつぎ)源助だいこん部が「金沢おでん料理教室」を始めた。市内の飲食店で加賀野菜を使う「金沢おでん」の具として利用されているが、一般家庭への普及はまだまだという。短時間で中心部まで煮えやすく、煮崩れもしにくい「源助だいこん」の魅力は、「わが家の味」として染みていくか。

 観光客の増加で注目を集める金沢おでんは、昨年8月、加賀れんこんとともに、源助だいこんなど加賀野菜を盛り込むことが定義の一つとされた。このため、源助だいこんは、飲食店のおでんに使用されることが多いが、家庭では、より手頃な値段の品種が使われることが多いという。

 5年前から消費拡大に本腰を入れてきた生産農家は、「食べてもらえば良さは分かる」と、新たに家庭の味として売り込みを図ることにした。

 11月30日には市農業センターで収穫体験と組み合わせた料理教室を初めて開催した。親子連れら30人が参加し、生産農家の畑で収穫を体験した後、早速料理に取り掛かった。参加者は煮え切った源助だいこんに、車麩(くるまぶ)やバイ貝が入った金沢おでんに舌鼓を打った。三馬小3年の由上華(よしがみはな)さん(9)は「丸くて大きくてびっくりした。家でも作ってほしい」と笑顔を見せた。

 だいこん部は5年ほど前から収穫体験に加え、試食イベントも開くようになった。

 源助だいこんの収穫、料理を通じた婚活イベントの構想を練るなど、今後もPRに力を入れていく。松本充明部長(49)は「これからの冬の時期は体も温まるので特におすすめ。もっと多くの人に食べてもらいたい」と力を込めた。

北國新聞社

最終更新:2019/12/5(木) 2:00
北國新聞社

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