ここから本文です

<新幹線長崎ルート>佐賀県知事「意味が分からない」 長崎県知事「新たな合意」発言に不快感 並行在来線維持費問題

2019/12/5(木) 8:12配信

佐賀新聞

 九州新幹線長崎ルートの暫定開業に伴う並行在来線(肥前山口―諫早)の維持管理費を巡り、佐賀県の山口祥義知事は4日、長崎県側が費用の上振れを理由に両県の負担割合の見直しに向けて新たな合意を図る必要性を示したことに対し、「意味が分からない」と不快感を示した。県議会一般質問で答弁した。

 肥前山口-諫早間は両県が鉄道施設を維持管理し、JR九州が運行を担う「上下分離」方式を採用する。当初、維持管理費は年間2億3千万円と試算し、負担は「佐賀県1対長崎県2」の割合で合意していた。両県とJR九州による協議では、これが約7億3千万円に膨らんでいる。

 長崎県の中村法道知事は3日の県議会で「大きく状況が変化している。新たな合意を図っていくための協議が必要」と答弁した。

 山口知事は中村知事の発言に対し「新しい合意というのは新しい分野でやること。今までの合意はどうなるのか。意味が分からない」と批判した。その上で2022年度の暫定開業に影響が出ないよう「長崎県にはこれまでの合意を踏まえ、誠意を持って対応してほしい」と求めた。

 また、山口知事は赤羽一嘉国土交通相との面談の日程を調整中であることを明かし「まずは国交省が考える(関係4者による整備方式を巡る)協議の在り方がどういうものか確認しなくてはならない」とした。記者団に対し、協議の進め方は文書で確認を求める考えを示した。

最終更新:2019/12/5(木) 11:54
佐賀新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事