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21世紀生まれの“女子高生プロ”もレギュラー出場へ着々 ジャンボ門下生の西郷真央「最終日にミスをしないように」

2019/12/6(金) 7:16配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<LPGA QTファイナルステージ 3日目◇5日◇こだまゴルフクラブ (埼玉県)◇6472ヤード・パー72>

今年のプロテスト合格者を写真と名前で覚えよう!

今季プロテスト受験者の年齢が引き下がったことで誕生した“女子高生プロ”3人が、そろって今年のQTファイナルステージで来季のレギュラーツアー前半戦出場権を争っている。

そのうち最上位に立ったのが、トータル4アンダー・9位タイで最終日を迎える西郷真央(麗澤高3年)だ。上り3ホールで初日は3連続ボギー、2日目も2つスコアを落とすなど、最後をいい形で締めくくれなかったことに不満顔の西郷だったが、この日は1バーディながらノーボギー。「上りで落とさないように。この風のなかアンダーで回れたので、それがよかった」と、ようやく納得のラウンドになった。

今年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」を制した千葉県出身の18歳は、「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生。プロテストに合格したことは、すでに“師匠”にも報告済みだ。その時には「最初は『ビリ(18位タイで通過)で通ったのか?』と言われましたが、その後『合格は合格。よく頑張った』と言ってもらえました」と、お褒めの言葉をもらった。さらに今回のQTについても「気にかけてもらえているみたいで」と話し、これも励みになっているようだ。

まだ“プロ”と呼ばれることについては「慣れないです」と笑うが、高校を卒業する前の来年1月からはLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の正会員としてゴルフに向き合っていく。その第1歩をレギュラーツアーから踏み出すためにも、「最終日にミスをしないようにラスト1日頑張りたいです」と、気持ちを引き締めた。

トータル2アンダー・14位タイにつけるのが、大阪桐蔭高3年の山下美夢有。身長150cmの小さな体ながら、テストを6位タイで通過したこちらも新人プロだ。この日は4バーディ・3ボギーと、1つ伸ばしてホールアウト。来季出場権に向け前進した。

QT会場の雰囲気については、「慣れてきましたけど、キャディさんとかいる人数も多いし、ジュニアの大会とは違いますね」と戸惑いは隠せないが、ここまで立派に戦い続けている。「一番年下ですけど、(ツアーでは)若い人が活躍しているので私も頑張りたいです」。初々しい口調で抱負を語った。

もうひとりの高校生ルーキーでフィリピン出身の笹生優花(代々木高3年)は、トータル4オーバー・48位タイと“圏内”まであと1歩のところにつける。今年の「宮里藍 サントリーレディス」の最終日に「63」をマークするなど、爆発力は証明されているだけに残りの18ホールでの“巻き返し”も十分に可能性だ。

ツアーでは渋野日向子をはじめとする“黄金世代”が活躍し、今回のQT会場では安田祐香が3位タイにつけるなど“プラチナ世代”も存在感を発揮している。21世紀生まれ初のプロとなった西郷、山下、笹生もレギュラーツアーの土俵に立ち、上の世代を脅かす存在になりたい。(文・間宮輝憲)

(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:2019/12/6(金) 7:16
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