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石版画で開拓団描く 7日から若松コロニー150周年展

2019/12/6(金) 9:43配信

福島民報

 会津藩出身者らの農業開拓団が米国に渡り、入植地「若松コロニー」を築いてから百五十周年を記念した企画展「おけいと若松コロニー~海を渡ったリトグラフ~」は七日から会津若松市の可月亭庭園美術館で開かれる。開拓団を描いたリトグラフ(石版画)などを展示する。来年二月九日まで。

 同美術館の主催、福島民報社、おけい顕彰会、城西界隈まちづくり協議会、若松コロニー跡地を管理する米国のアメリカン・リバー・コンサーバンシー(ARC)の協力。

 石版画は開拓団が植樹作業に励む姿などを描いた二点を展示する。米国の版画家故ジョージ・マシスの作品で、同美術館がARCから借りた。マシスは米国の歴史の一端を捉えた作品を数多く残した。

 昨年夏、日系二世でカリフォルニア州立大のクリスティナ・ビッセル准教授が美術館を訪れたのが契機となった。ビッセル准教授は開拓団を率いたヘンリー・スネル邸跡を探しており、星野●二館主らが美術館近くに残るスネル邸跡の説明看板を案内した。星野館主が石版画の話を持ち掛け、ビッセル准教授がARCをつないだ。

 入館料の一部は米国の環境保護に取り組むARCに寄付する。星野館主は「石版画を通じ、歴史だけでなく文化や自然保護の面から若松コロニーを考えるきっかけになってほしい」と話している。

■写真や資料展示 トークイベントも

 企画展には現在の若松コロニー跡地を捉えた写真や、開拓団の一人で日本人女性初の米国農業移民とされる「おけい」に関する資料なども並ぶ。

 二十一日午後二時からはトークイベントを開く。星野館主、おけい顕彰会の渡部毅会長、六月に若松コロニー入植百五十周年記念会津訪米団に同行した福島民報社会津若松支社報道部の近藤真知記者が登壇する。

 企画展の時間は午前十時から午後五時まで。月曜日休館。年明けは午前十一時から午後四時半までで月・火・水曜日が休館。入館料は三百円、隣接する庭園と合わせて四百五十円。高校生以下半額。

※●は王ヘンに共

最終更新:2019/12/6(金) 9:43
福島民報

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