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8kg減でキレUP 川岸史果は駆け引き覚えてもう一度レギュラーの地へ

2019/12/6(金) 17:39配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<LPGA QTファイナルステージ 最終日◇6日◇こだまゴルフクラブ (埼玉県)◇6472ヤード・パー72>

ぱっと見で違う!? 減量前の川岸史果【写真】

こだまゴルフクラブで行われた「LPGA QTファイナルステージ」最終日、川岸史果が12位に入り、来季の前半戦出場権を獲得。「ホッとしました。うれしさよりも安どがあります」と胸をなで下ろした。

怪物の娘はよりレベルアップして帰ってきた。男子ツアー通算6勝を誇る飛ばし屋・川岸良兼の次女として、2017年に鳴り物入りでツアーフル参戦。同年に初優勝を飾り、さらには賞金ランキング7位に入る大活躍を見せたが、レギュラーツアー2年目となった昨年は屈辱のシード落ち。さらにファイナルQTでも79位と出場権を得られず、ステップ・アップ・ツアーで雌伏(しふく)のときを過ごした。

だが、そこで新たな引き出しを身につけた。18年シーズンはティショットに苦しんでいたが、自分に合うものを探し続けていたドライバーは開幕前に『ミズノプロ』に落ち着いた。さらに「ステップはギャラリーの入れないホールも多くて、ティショットが狭いホールが多かった」という状況のなか、「より精度を求められた。そのなかでショット力も上がったし、どうしても苦手なところは刻んだり、柔軟に対応できるようになった」とイケイケだけではない選択肢が広がった。

その冷静なジャッジがQTでも生きた。2日目に「ティショットが立ちづらい」と感じていた18番ホールでOB。「75」と大きくスコアを落とすこととなったが、3日目、4日目は「距離が残ってもスプーンでいいと切り替えられた」と失敗を生かしたマネジメントで対応。「振り返れば逆にOBを打って良かった」とプラスに変えた。

また、今季は18年シーズンの反省を生かしてオフに減量を敢行。「体重が増え続けていたので、17年のときのベストな体重に戻した感じですね」と玄米に変えて食事量を減らし、トレーニングにいそしみ8kg絞った。「開幕から体のブレも少なくなったし、ヘッドが走るという感じがありました。秋口に入っても疲れにくくなりましたね」とこちらも成果は十分。この時季になってもスタミナ不足に悩まされることはなくなった。

2つの反省を生かして臨む新シーズン。「引き続きドライバーの強化とウェッジの精度を上げたい。トップ10に入っている選手は、ショートアイアンでは確実にピンを狙ってくる。私も怖がらずにいけるように自信と精度をつけたいですね」と課題も明確だ。「シード復帰したいですし、レギュラーで勝ちたい」と気合い十分で、再びかつての主戦場へと向かう。(文・秋田義和)

(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:2019/12/6(金) 17:41
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