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ミス悔やむ羽生「最高の戦いをしたかった」 チェンと12・95点差2位

2019/12/6(金) 9:29配信

デイリースポーツ

 「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日、トリノ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、3年ぶり5度目の優勝を目指す羽生結弦(24)=ANA=は、97・43点で2位発進した。首位は今季SP世界最高点をマークしたネーサン・チェン(米国)で、110・38点。12・95点差を追う形となった。

【写真】こんな羽生、見たことない!チェンの顔をジーっと見つめる

 「自分もいい演技をして、彼と最高の戦いをしたかった」。試合後の会見で、チェンの隣に座った羽生は、時折視線を送りながら、こう話した。チェンは3月の世界選手権で敗れた相手。雪辱の舞台で、思わぬ出遅れだ。

 4回転-3回転の連続トーループにミスが出て単発になり、得点は伸びず。チェンが自身の持つ世界最高得点まで0・15点に迫る完璧な演技を見せたからこそ、悔しさは募った。

 チェンの得点は確認した上で、羽生は勝負の銀盤へと向かった。今季は10月のスケートカナダで109・60点、11月のNHK杯で109・34点をマーク。「ちゃんとやれば超えられる可能性はある。きれいな演技すればいいやって、割と開き直れていた」と振り返ったように、ミスのない演技ができれば、十分互角に戦える得点ではあった。

 しかし12・95点の差が開いた。今季チェンはフリーでミスが続いているため、フリーのシーズンベストを比較すると、羽生が約16点上回ってはいるが「あとはもう、自分の演技だけではどうこう決まるもんでもない」。チェンのミスを待たざるを得ない状況となっている。

 最高の相手と、世界最高峰の演技を見せ合いたかった。その思いはかなわなかったが、それでも羽生は「僕はやっぱり強い相手と戦うのがすごい好き」と語った。現実を冷静に受け止め「自分が何をすべきか、何ができるのかを考えなきゃいけない」。7日のフリーで、羽生自身が納得できる演技を披露することに集中する。

最終更新:2019/12/6(金) 17:13
デイリースポーツ

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