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「先生の喜ぶ顔が目に浮かぶ」栗田貫一と小林清志がしみじみ、フル3DCG「ルパン」初日

2019/12/6(金) 18:54配信

コミックナタリー

映画「ルパン三世 THE FIRST」の初日舞台挨拶が、本日12月6日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で開催された。イベントにはキャストの栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、広瀬すず、吉田鋼太郎、藤原竜也、そして監督・脚本を務めた山崎貴が登壇。映画を見終えた観客を前に、トークを披露した。

【写真】栗田貫一(メディアギャラリー他7件)

ルパン三世役の栗田は、自前で用意したというルパン風の赤ジャケット、黄色いネクタイ、ハットを身に着けて登場。24年前に山田康雄から同役を引き継いだときのことを「右も左もまったくわからない状態で始まって、(当時のことを)覚えてないくらいいっぱいいっぱいだったんです。でも小林さんをはじめ、皆さんが温かく包んでくださった」と回想する。シリーズとしては初めて、フル3DCGアニメーションで描かれた本作。MCに「天国のモンキー・パンチがこの作品を観たらなんとおっしゃられたでしょうか」と問われると、栗田は「新しいものが大好きな先生でいらしたので、本当に喜んでいる顔が思い浮かびますよね」と、次元大介役の小林としみじみと顔を見合わせた。

その小林は、前・石川五ェ門役の井上真樹夫が11月29日に他界したことを受け「まさに“斬鉄剣も泣いている”」とコメント。48年にわたり次元役を続けている自身については、「もう少しやらせてもらいたい」と述べて拍手を受けるが、「あら、本当? いいの? だけどね、もうすぐ逝っちゃうから。安心してちょうだいよ」と冗談めかして口にし、周囲にツッコミを入れられていた。

2011年から石川五ェ門役を務めている浪川は、「皆さんにとっては、井上真樹夫さんや大塚周夫さんの五ェ門があると思いますので、なるべくそれを崩さないように、イメージをちゃんと保ちつつ……ということはいまだに気にしながら演じています。8年経ってもまだ緊張しますし、先代を常に追っている気持ちです」と述懐。同じく8年前から銭形警部の声を担当している山寺も、「尊敬する納谷悟朗さんの声がどうしても聞こえてくるので、無理のない感じで近づけられたらと思ってやっています」と話した。

峰不二子役の沢城は、「監督によって“俺の不二子”がある。賢い面が大きく出ているときもあれば、かわいい方向に寄っているときも、セクシーなときもある」とトーク。これを受けて山崎監督は「沢城さんと最初にお話したら、『あ、その不二子ですね!』と言われたんです。今回の不二子が僕の好きな不二子なんでしょうね(笑)。何段階か不二子の引き出しがあるんでしょうね」と裏話を明かした。

本作のヒロイン・レティシア役を務めた広瀬は、「声のお仕事に関してはド素人なので、わからないことだらけで……。チラチラと監督の顔を見ながら収録しました」と収録を振り返る。一方、山崎監督は「レティシアはほぼあて書きというか、広瀬さんにやってもらえたらいいなと思って作ったキャラクター」と明かし、「(広瀬が)しゃべるごとに『レティシアはこういう子なんだ』と逆に教えてもらった気持ち。断られたらどうしようかと思った」と安堵した様子で笑顔を見せた。

MCから“プライベートでも親しい仲”と紹介されたのは、秘密組織の研究者・ランベール役の吉田と、彼に指示を出す謎の男・ゲラルト役の藤原。先に収録を済ませていた吉田の声を聞きながら収録に臨んだという藤原は「どっちかと言うと、ルパンと共演したかった……っていうのが個人的な思いです。でもお仕事だから仕方ないってことで」と率直に述べ、会場を笑わせる。そんな藤原に、吉田も「俺だってそうだよ。不二子ちゃんがよかったよ」と応酬した。

最後の挨拶で栗田は、「私もそうだったんですが、細部にいたるまで作り込まれたCGの素晴らしさを、一度観ただけでは見逃してしまう。何回も観ないと確認できないくらいのものが盛り込まれているかと思います。僕はぜひ何回か観たいと思う」とコメント。そして「みんなで力を合わせて作った作品です、かわいがってください」とメッセージを送った。

最終更新:2019/12/6(金) 21:08
コミックナタリー

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