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大野拓朗、独占インタビュー まもなく渡米し「一から勉強し直したい」

2019/12/6(金) 12:00配信

オリコン

 俳優修行のため渡米する準備を進めている大野拓朗(31)がORICON NEWSのインタビューに応じた。今年7月末で、デビュー時から所属していた事務所を退社、退路を断って挑戦する人生を選んだ。「何者でもない自分、楽しみでしかない。ワクワクしている」と清々しいほどに前向き。「身一つで渡米して、一から勉強し直したい」と、にこやかな表情の中にも不退転の覚悟をにじませた。

【写真】インタビューに応える大野

 高校生の頃からミスター・コンテストで優勝するほどのイケメンだった。一浪して進学した立教大学でもミスター立教に選出され、在学中の2010年1月、前事務所の50周年記念事業として開催された新人俳優オーディション『キャンパスター☆H50with MEN’S NON-NO』でグランプリを受賞。同年、映画『インシテミル~7日間のデス・ゲーム~』で俳優デビューを果たした。

 10代の頃から芸能界志向かと思いきや、「全く視野になかったですね。中学・高校とバスケットボール部で、スポーツ選手のトレーナーになるつもりで大学にも通っていました」。

 素人だったため、デビューから数年はかなり苦労したという。

 「お芝居も、バラエティーも、全然できなくて。悔しくて。マネージャーさんと毎日、反省会をしていました。初めてミュージカルに出演した『エリザベート』(12年)では、会場の外に出ると『帰れ! ヘタクソ!』と言われたこともありました」。

 どんなに悔しい屈辱的な思いをしても、それを努力する原動力にしてきた。「ヘタクソと言われるのも仕方がない。自分でも自覚している。でも、人一倍の努力をして、できるようになって、もうお客様に絶対そんなことを言わせない、という思いでした」。

 その自信はどこから来ているのかといえば、「中学でバスケをはじめて、いきなりレッグスルーをやれと言われてもできなかった。小学生の頃からバスケをやってきた同級生が上手にやっているのを見て、家に帰ってから猛特訓してそれは一晩でできるようになったんです。そういう成功体験が子どもの頃からいくつかあって、いまできないことも、努力することで必ずできるようになる!と自分を信じています」。

 『エリザベート』の後、ボイスレッスンなどを重ね、5年後の17年、人気ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のオーディションを受けて、見事にロミオ役を勝ち取った。「オーディションで演出家の方に、本当に自分で歌っている?と疑われるほど、『成長したね』と言っていただきました。でも、以前より良くなっただけで、もっと成長したい、成長できるはずだ、と思いました。そのためにも一度、基礎からしっかりと学びたいと思うようになりました」。

 デビューから10年間に、連続テレビ小説2作(『とと姉ちゃん』『わろてんか』)、大河ドラマも2作(『花燃ゆ』『西郷どん』)に出演し、全国的に名前が知られるようになった。「のろまなカメなので、時間かかりましたけど、年齢も30歳になり1年以上考え抜いた末に、挑戦するならもうこのタイミングしかない。ニューヨークへ行くことを決めました。一度きりの人生ですから」。

 NHK大阪放送局制作の『わろてんか』に出演する際、大阪ことばをマスターするため、借りていた東京の家を解約して、クランクインの1ヶ月前から、大阪に移住したことがあった。その本気の行動力が、大野の強みだ。

 ニューヨークは、言葉の壁や、文化・習慣の違いもある。大阪移住時とはかなり異なる。保証された確かな未来もない。それでも、着々と渡米の準備を進め、迷いはないようだ。新しい夢に向かって、離陸する時が来た。

最終更新:2019/12/8(日) 11:55
オリコン

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