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【映像】ホッキョクグマの群れが出現 極東ロシアで環境NGOが目撃

2019/12/6(金) 12:20配信

AP通信

リルカイピ、ロシア、12月6日(AP)― 極東ロシアのチュクチ海に面した寒村付近で、ホッキョクグマの群れがセイウチの死骸を食べあさる映像が、世界最大規模の環境保護団体「世界自然保護基金」(WWF)によって公開された。
 ドローンから撮影された56頭ものホッキョクグマがいたのは、極東ロシアのチュコトカ自治管区にあるリルカイピ付近で、村民の間で「クマの上陸地点」として知られている場所。
 WWFによれば、ホッキョクグマが“群れる”のは非常に珍しいという。
 群れが食べていた動物の死骸は、エサを求めて11月からこの場所にいたというセイウチとみられる。また、ホッキョクグマの群れは成獣ばかりではなく幼獣も混ざっており、そのどれもが痩せているという。
 クマの出現で、村では予定されていた催し物を村民の安全のために中止しただけでなく、パトロール隊を編成してクマが村に近づかないよう監視に当たっている。
 「通常氷が厚くなれば、クマはアシカやアザラシを追って海に出るのだが、地球温暖化がさらに進めば、この状態が常態化することに人間も適応せざるを得ないのではないか」とWWF関係者はいう。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:2019/12/6(金) 12:20
AP通信

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