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荒川静香氏が、フィギュア女子“4回転時代”に思うこと。現役時代は「想像つかなかった」

2019/12/6(金) 15:01配信

テレ朝POST

フィギュアスケートの『グランプリファイナル』が、いよいよ本日12月6日(金)に開幕。
女子シングルには、前回女王の紀平梨花が連覇を目指して出場する。

対するは、4種類の4回転を操るアレクサンドラ・トゥルソワ、4回転のなかで最も難度が高い4回転ルッツを武器とするアンナ・シェルバコワをはじめとしたロシア勢。

今シーズン、彼女たちの登場により女子の勢力図は一変し、“4回転時代”という新たな歴史の入口に立った。

トリノ五輪・金メダリストでテレビ朝日特別解説の荒川静香氏に、現在の女子4回転時代、そして気になるグランプリファイナルの展望について語ってもらった。

◆4回転を飛ぶ選手が複数…「私も驚いています」

――今シーズン、女子でも4回転を飛ぶ選手が複数現れました。この現状についてどう思われますか?

荒川:今シーズンはシニアに上がって1年目の選手が非常に飛躍していますが、2年目の紀平選手や3年目のザギトワ選手も世界のトップで活躍する力を維持し続けています。

今の状況は、そのようなトップ選手たちに、経験ではまだ追いつくことができない選手が技術力で上回ろうとして起こった現象でもあると思います。とはいえ、女子の身体能力で、なおかつ若い年齢で4回転を複数種類、こんなに早くに操るような選手が出てくるとは…私も驚いています。

――このような時代になることを現役時代に想像していましたか?
荒川:想像はつかなかったですね。4回転やトリプルアクセルにチャレンジする選手はいましたが、今はそれ以外にも高い技術を持ったうえでさらに進化しようとする選手が現れ、飛躍的に技術力を上げています。

超高難度のプログラムには驚きが大きいですが、今後もずっとこのペースで進むかどうかはわからないので目が離せないですね。

◆ロシア勢に対抗する紀平。勝利のカギは…

――今シーズンシニアデビューしたロシアの3選手が注目を集めています。それぞれの選手の特長やポイントを教えてください。

荒川:トゥルソワ選手は、4回転を3種類4本組み込むという、女子では一番難しい構成を組んでいます。プログラムの中で何本4回転を決めることができるのかに注目です。そしてコンビネーションジャンプも後半まで非常に幅広い使い方をしているので、今大会の選手の中で一番技術力が高い選手と言っても過言ではないでしょう。

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最終更新:2019/12/6(金) 15:01
テレ朝POST

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