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アウディ e-tronが技術改良

2019/12/6(金) 10:00配信

MOTA

より優れた効率と長い航続距離へアップデート

2019年11月28日にアウディはe-tron Sportbackの発表と同時にアウディ初の電気自動車、アウディ e-tronの技術改良をアナウンスした。
このアップデートでは効率をさらに向上させるため、駆動システムやハードウェアの最適化に加えて、ソフトウェアの調整も実施された。

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フル充電で最大436km走行可能に

「小さな改良の積み重ねが大きな差を生み出す」 - これは、アウディ e-tronの航続距離をさらに延ばすために、アウディのエンジニアが取り組んできた作業のスローガンだ。
アウディ e-tron 55quattroのニューバージョンは、1回のバッテリーフル充電で、最大436kmを走行することが可能になった。

■より効率的になった駆動システム
今回の改良によりフロントの電気モーターは、完全に駆動システムおよび電源から切り離される。ドライバーがより多くのパワーを要求した場合にのみ、両方のモーターが作動する。つまり電力損失などなしに走行できるという非同期モーターコンセプトの利点により、さらに効率が高まっている。
また高電圧バッテリーの利用可能範囲も広がり、アウディ e-tron 55quattroに搭載されるバッテリー容量95kWhのうち86.5kWhの正味電力を利用できるように改良された。

冷却性能も向上

今回は、冷却性能も改善しており、今回4つの独立した回路から構成される柔軟性の高い熱管理システムが見直され、高電圧コンポーネントの温度をさらに効率的に調整することが可能になった。
冷却液回路内の体積流量が減少しているため、ポンプの消費電力も少なくなっている。この洗練された冷却回路により、急速直流(DC)充電に対応し、長いバッテリーライフサイクルが実現し、高負荷下でも繰り返し優れたパフォーマンスを発揮することが可能になっている。
標準装備されるヒートポンプは、高電圧バッテリーの廃熱を利用してインテリアを暖房する。外気温にもよるが、これによってアウディ e-tronの航続距離を最大10%延ばすことが可能になった。

■ワンペダルフィーリングが改善
航続距離の最大30%は、革新的な回生システムによるものだ。アウディ e-tronは、ドライバーがアクセルペダルから足を離したコースティング時、およびブレーキペダルを踏んだ制動時の2種類の方法で回生を行う。
日常走行の90%以上のシナリオに適用される最大0.3Gまでの減速時に、高電圧バッテリーはジェネレーターとして機能する電気モーターによって充電される。回生システムは、コースティングモードと制動時の両方で、前後の電気モーターのエネルギー回生を、連続可変的に調整する。コースティング時の回生レベルは、ステアリングホイールのパドルを使用して3段階のいずれかに設定できる。
今回のアップデートによって3段階のレベルの幅がさらに広がった。これにより、いわゆる「ワンペダル フィーリング」がさらに明確になっている。100km/hから制動した場合、アウディ e-tronは最大300Nm、220kWの電力を回生することができる。これは作動エネルギー入力の70%以上を回収できることを意味する。

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最終更新:2019/12/6(金) 10:00
MOTA

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