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金融機関から提案される商品は誰が得する? 3つのポイントでわかる売り手の本音

2019/12/6(金) 12:03配信

マネーの達人

著者は10年以上、証券会社に在籍していましたが、金融機関のビジネスは手数料ビジネスです。

お客さまへの提案時に、お客さまのためというより手数料獲得のための提案になる場合があることも否定できません。

ですので、金融機関からの提案はご自身で内容を吟味して慎重に判断する必要があります。

そこで今回は、金融機関と資産運用に関連した取引するとき、どんなところに気をつけた方がいいのかについて、金融機関への在籍経験も踏まえて書いてみたいと思います。

注意点1: 提案される金融商品のタイプ

金融機関から金融商品を提案された場合は、その金融商品のコストを意識しましょう。

金融機関がお客さまに提案する金融商品は基本的に高コスト商品です。

■アクティブファンドは高コスト
投資信託でいえば、基本的に提案商品はアクティブファンドです。

アクティブファンドとは、特定の指数にとらわれず、投資信託会社の運用担当者が目利きで選定した銘柄で構成されるファンドです。

アクティブファンドは、運用に手間がかかるため比較的高コストになります。

なぜ、このような商品を提案するのかと言われれば、それは金融機関が手数料を獲得するためです。

金融機関はたくさんの社員を雇用しているため、その人件費等のコストを賄う必要があります。

そのためには、手数料の高いファンドを積極的に販売する必要があります。

ですので、金融機関からの提案商品がもし高コストであれば、

もっと低コストの金融商品でニーズに合ったものがないか担当者に聞いてみる
とよいでしょう。

注意点2: 金融商品提案のタイミング

金融機関から、金融商品の提案を受けた場合、そのタイミングが月末のときには特に注意が必要です。

金融機関の社員には毎月営業成績のノルマがあります。

最近は、ノルマを廃止する動きもありますが、金融機関が営利目的を企業である限り、日々収益を意識しながら活動をしている点は変わりません。

収益目標を達成するため、担当者によっては必ずしもお客さまに必要のない商品を提案するケースもないとは言えません。

■月末になると収益重視になる営業担当者も
著者は証券会社勤務時代に、投資信託を中心とした販売状況に不公正な部分がないか確認をする業務を長年行ってきました。

残念ながら、月末になると収益重視の営業活動を行いがちな営業担当者がいることを目の当たりにしてきました。

月末の金融商品の提案時には、

・ その営業担当者があせって話をしていないか
・ その目線がお客さまではなく手数料等にいっていないか

特に注視する必要があります。

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最終更新:2019/12/6(金) 12:03
マネーの達人

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