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ソフトバンク1位佐藤に工藤監督「最初から二つある」 柳田化楽しみ

2019/12/6(金) 8:03配信

西日本スポーツ

■新人入団会見

 福岡ソフトバンクのドラフト1位、佐藤直樹外野手(21)=JR西日本=が5日、福岡市内のホテルで新人入団会見に臨み「トリプルスリー」を目標に掲げた。定評のある「走」「守」は既に工藤監督も認めるレベルにあり、課題とされる「攻」を徹底的に磨いていく考えだ。シーズン打率3割30本塁打30盗塁以上の大記録を目指して、背番号「30」のユニホームに身を包んでプロの世界に挑む。

【写真】新人時代の柳田

■広島にゆかり

 初めてホークスの背番号「30」のユニホームに袖を通して、佐藤は大きな夢を描いた。「柳田さんのように走攻守の三拍子がそろった選手になりたいと思っている。柳田さんもトリプルスリーを取っている。一つの目標」と、偉大な先輩が、2015年に成し遂げたシーズン打率3割30本塁打30盗塁以上の大記録を目指すことを誓った。

 50メートル走のタイムは5秒8。ずぬけたスピードで今シーズン一躍スターダムにのし上がった周東の5秒7に迫る走力を誇るだけに「走ることには自信があります」。守備も遠投115メートルの強肩を誇り、俊足を生かした守備範囲の広さも持ち味だ。

 高い身体能力を誇るドラ1ルーキーを工藤監督も高く評価している。「肩が強く、足が速く、体が強い。走攻守を考えた時に、最初から(走と守の)二つがあるのはなかなかないことですからね。周東君に匹敵する足があると(スカウトから)聞いていますよ。楽しみですね」と目を細めた。

 見据える大目標への課題は打撃力だ。佐藤は「打撃に自信がないんです…。打球が上がらないんですよね。しっかりとトレーニングをして、本塁打を打てる打者になりたい」と意欲を示す。そのために球界屈指のバットマンをお手本にしている。かねて「内川さんの打撃理論を(動画などで)勉強させてもらっている」と明かし、機会を見て積極的に質問して打撃力の向上を目指していくつもりだ。

 担当の山崎スカウトは、成長を誓う佐藤にかつての柳田の姿を見る。「体が非常に強いので、打球を遠くに飛ばす力がすごくある。ダイヤモンドの原石だから。柳田も最初は走力と守備が強みだった。新人の頃の柳田に似ている」。佐藤も社会人時代を過ごした広島で大学まで鍛えたトリプルスリーの達成者にたとえ、明るい未来を期待した。

 JR西日本では広島駅で改札業務などに従事してきた。ドラフト1位で指名された後は、仕事中に声を掛けられる機会も増えたという。佐藤は「知ってもらえている人が増えたと感じてうれしかった。野球をしている子どもたちに、なりたいと思われる選手に」。大きく掲げた目標を成し遂げ、子どもたちの憧れとなる。 (山田孝人)

西日本スポーツ

最終更新:2019/12/6(金) 8:03
西日本スポーツ

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