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まだまだ終わらない タピオカブームの次にやって来る「ネクスト台湾グルメ」とは?

2019/12/6(金) 17:30配信

アーバン ライフ メトロ

台湾ブームは続く その背景と歴史を探る

 2019年「ユーキャン 新語・流行語大賞」トップテンに選出された「タピる」を皆さんはご存じでしょうか? そう、言わずもがなのタピオカです。

【調査結果】ビーフンからタピオカまで! 台湾グルメブームの変遷を見る

 8月に「進化か絶滅か? 空前のタピオカブーム――歴史を振り返り、今後を大胆予想する」の寄稿時にも書きましたが、そもそもブームの大きな要因は、台湾ブームです。筆者はタピオカブームを「台湾ブームの一部」として捉えていますが、タピオカブームは現在、少しだけ沈静化し、定着フェーズに入りつつあるとも言えます。では、次に来るブームは? “ネクスト台湾”グルメは? 気になる今後の傾向について記述したいと思います。

 そもそも、なぜ台湾がブームなのでしょうか? 現在のタピオカブームは第2次台湾ブームの一部と位置付けていますが、第1次はバブル崩壊後の1995(平成7)年ごろといえます。

 食の多様化が進むなか、安くておいしい屋台系の小皿料理を提供する台湾料理屋が全国に増えました。それまで中華系の料理と言えば、高級料理か、または街の中華料理屋さんでラーメンやチャーハン、定食を食べるスタイルが主流でしたが、台湾料理のように多種多様な料理をリーズナブルに楽しめる小皿料理が大ブームとなり、日本に定着したのです。

人気の渡航先と食のトレンドは一致する

 第2次台湾ブームは、2015年頃からスイーツを中心にブームとなりました。台湾で人気のかき氷店やタピオカミルクティーのお店が次々と日本に進出し、現在はドリンクのバラエティーが広がり、チーズティー、タロイモミルクなどに注目が集まっています。

 人気の渡航先と食のトレンドは一致すると言われていますが、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内)が発表した「エイビーロード海外旅行調査」によると、5年連続で台湾が海外の旅行先として1位を獲得しています。

 この背景には、台湾観光局やエアライン、旅行会社が積極的にグルメをウリにした台湾のプロモーションがあり、積極的に若い女性を誘致していると言えます。格安航空会社(LCC)の販路が増えたことも大きな要因です。その旅先で手にしたタピオカドリンクに火が付き、日本でも大ブームとなったのです。渡航先としての台湾ブームはこれからもまだまだ続くとみられ、現在、“ネクスト台湾”に注目が集まっています。

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最終更新:2019/12/13(金) 14:19
アーバン ライフ メトロ

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