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知事肝いり「文化力の拠点」270億円に膨らみ異論噴出・静岡県議会

2019/12/6(金) 19:02配信

静岡朝日テレビ

川勝知事肝いりの「文化力の拠点」が揺れています。

県が、JR東静岡駅前に計画している施設の整備費用が、最大270億円に膨らむことが分かりました。

県議会では異論が噴出しました。

自民改革会議・坪内秀樹県議:「ハコモノとしては川勝県政始まって以来の大型投資。最終的な姿が見通せなくなった。税金を使う事業として妥当だったのか」

県議会代表質問で最大会派・自民改革会議が追及したのは、JR東静岡駅前の県有地に計画されている「文化力の拠点」です。約2万4000平方メートルの土地に、県立中央図書館を移転させるほか、ホテルや飲食店なども整備する予定です。

県が他の県の事例などから整備費を試算したところ、最大270億円に上ることが分かりました。

その金額に加えて自民党が問題視したのは、川勝知事の方針転換です。2024年度に完成を見込む当初の整備案では、民間によるホテルなどの建設も一括で進める方針でした。

しかし、民間と折り合いがつかず、図書館などを先に整備する方針に変更しました。

自民改革会議・坪内秀樹県議:「文化力の拠点が整備方針の変更を余儀なくされた今、少なくない時間とコストをかけた壮大な基本構想は何だったのか」

川勝知事:「不測の事態が生じた。(現在の)県立中央図書館にひびがみつかった。老朽化によって緊急な建て替え、移転が必要になった。県立中央図書館などの施設を県が主体となって整備する」

こう説明した川勝知事ですが、その実態は、事業計画案に応募した4つの民間事業者が、県が年間100万人と見込む集客数を疑問視していることがあります。

2年後の知事選に対抗馬擁立を模索している自民幹部は、「計画が二転三転している上、金額が莫大すぎる。今後さらに、ただしていかなければいけない」と話しています。

最終更新:2019/12/7(土) 22:28
静岡朝日テレビ

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