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レコード会社「自前のライブ施設」が続々オープン! その狙いとは?

2019/12/6(金) 17:54配信

J-WAVE NEWS

9月20日、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントが、ライブイベントなどを行う新施設「Veats Shibuya(ビーツ・シブヤ)」をオープン。さらに11月1日には、ポニーキャニオンが池袋にライブ劇場「harevutai(ハレブタイ)」を開業するなど、ここ最近ライブハウスを運営するレコード会社が増えている。なぜ今、レコード会社がこのような“自前”のライブ施設を作り始めているのだろうか。当事者に尋ねるべく、ビーツ・シブヤを運営するビクターミュージックアーツ ライブ事業部の江島武志さんを招き、話を訊いた。

【11月27日(水)『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)の「BEHIND THE SCENE」】

ジャンルもレーベルも超えて、渋谷から文化・情報を発信

オープンから2ヶ月半、「ビーツ・シブヤ」ではどんなイベントが行われているのだろうか。

江島:オープニング・イベントには、ビクター所属の家入レオさんとSCANDALさんに出演いただきました。それ以降は、アイドルのイベントやジャズのライブなど、本当に幅広く多種多様な方々に出演していただいています。
サッシャ:レーベルの垣根も超えて?
江島:はい。ビクターのアーティストじゃないと使えない、ということは全くありません。ビクター自体がミュージックビジネスの会社なので、そういうところにどんどん携わっていこうというのはもちろんあります。また、渋谷という場所自体が音楽と根強い関係性があり、かつ、弊社が渋谷の街とだいぶ深い付き合いがあります。ライブハウスを作るなら、まず一店目は渋谷に作りたいというのが弊社社長の想いとしてありました。また、ビクターと一緒に活動をしてくれるアーティストさんには、音源制作からライブをやる場所まで準備があるというプレゼンテーションの一つにもなっています。

他のライブハウスとはここが違う! ビーツ・シブヤの特徴

他のライブハウスとはどのような差別化を図っているのか。江島さんは、ビーツ・シブヤに込められた建設時からのこだわりを明かした。

江島:ビーツ・シブヤを作るにあたって、一番最初にみんなで話していたのが「初めてライブハウスに来る人が、楽しく安心して来られる場所にしたいね」「暗い感じじゃないのがいいね」ということでした。ですので、建物内に木の素材をかなり多く使っていたり、会場内の明るさに関しても、他のライブハウスよりは比較的明るさを感じてもらえるんじゃないかなと思います。ほかにも、楽屋エリアがやや広いっていうのも特徴です。
サッシャ:それはアーティストにとってはうれしいですね。
江島:使っていただいた方々にはご好評をいただいてますね。設備についても、音響の会社と相談を重ねて、最新のものを導入しています。スピーカーはフェスなどでも使われるADAMSONというメーカーのものを、卓(音響ミキサー)もAvid社のものを起用したりと、10年後くらいまではスタンダードとして使えるであろうものを準備したつもりでいます。
サッシャ:確かに、ライブハウスってお客さんが行きたいかどうかっていうことも大事だけど、アーティストがそこを使いたいかどうかっていうのもすごく大事ですよね。楽屋のことも含め、いいアーティストがそこを気に入って使えば、結果としていいお客さんも来てくれることに繋がりますね。

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最終更新:2019/12/6(金) 17:54
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