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「全庁挙げて児童虐待防止」 野田女児虐待死事件対応の県庁に衝撃 【県職員の長男暴行】

2019/12/6(金) 15:11配信

千葉日報オンライン

 生後4カ月の長男を殴ってけがを負わせた傷害容疑で、6日に千葉県の職員が逮捕された事件。県内では今年1月、野田市の女児虐待死亡事件が発覚し、11月末には県の検証委員会が報告書を公表したばかりだった。「児童虐待防止に全庁を挙げて必死に取り組んでいる」(森田健作知事)さなかでの職員逮捕に県庁には衝撃が走った。

 逮捕されたのは、県総務部職員の石谷健二容疑者(23)=千葉市稲毛区作草部2。県警によると、11月下旬ごろ、自宅アパートで長男の顔を殴り、けがを負わせた疑いが持たれている。

 7月に生まれた長男には、頭や肋骨(ろっこつ)の骨折、皮下出血など複数のけががあり、県警は日常的に暴行を加えていた可能性もあるとみて調べている。石谷容疑者は30代の妻と長男の3人暮らしだった。
 
 職員逮捕を受け、県は6日午前に記者会見し、清水生也総務部次長は「職員がこのような事件を起こし、県民の皆さまに深くおわびする」と謝罪。今後の対応については「事実関係を詳細に確認した上で、厳正に対処する」と話した。

 県によると、石谷容疑者は2014年4月に採用され、出先機関での勤務などを経て、今年4月から同部政策法務課に所属。8月1日から育児休業中だった。妻も別の部署に勤務する県職員で、2人は11月15日に長男を連れて職場を訪れ、出産の報告をしていた。

 石谷容疑者は育児を頑張っている様子で「夜はよく寝るようになってきた」と同僚らに話し、来年1月からの職場復帰にも意欲をみせていたという。同課の岡田慎太郎課長は「明るくまじめな青年で精神面での問題はなかった。自分から子育てに積極的に参加しようと、育児休業を決断したので『どうして』という思い」と説明した。

最終更新:2019/12/6(金) 15:11
千葉日報オンライン

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