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ライトコインのマイニングパワー、今年最低へ──価格下落が影響

2019/12/6(金) 6:00配信

CoinDesk Japan

ここ数カ月のライトコイン(LTC)価格の下落は、ライトコイン・マイニングの収益性を少しずつ減らしている。ビットコイン(BTC)より速く、安いが、やや安全性に欠けると見られていたライトコインのネットワーク・オペレーター数の減少を招いている。

ライトコイン価格は下落

ビットコイン誕生のわずか2年後、2011年に生まれたライトコインの価格は6月に記録した約140ドル(約1万5000円)の高値から、約45ドル(約4900円)まで下落している。

そしてネットワークにもともと組み込まれた設計のもと、8月5日(現地時間)、新しいデータ・ブロックのマイニングに対する報酬は50%削減された。半減期と呼ばれる4年ごとのイベントだ。

f2プール(f2pool)によると、さまざまな要素が原因となって人気のイノシリコン(Innosilicon)A6+コンピューターを使ったライトコイン・マイニングの収益は、6月半ばの2.65ドル/24時間から、1.68ドル/24時間へと下落した(電力料金は標準的なものと仮定した)。

メーカーのウェブサイトに3000ドルと表示されているマシンにとってはわずかな利益だ。

撤退する小規模マイナー

さらに古く、パワーに欠けるアントマイナー(Antminer)L3コンピューターを使っているマイナーは現在、1日にわずか6~7セントの取るに足りない収益しかあげられていないと、f2プールのマイニング収益性計算機は示した。

そのため、多くの小規模なライトコイン・マイナーは現在、シンプルにネットワークからの撤退を選択している。これはネットワークのハッシュレート(すべてのオペレーターの演算処理能力の合計)が7月以来、70%以上も減少していることが実証している。11月30日、ライトコインのハッシュレートはここ1年で最低の149.6テラハッシュ/秒となった。

「もしマイナーが非効率な装置を運用しているなら、その装置を廃棄する可能性は高い」とニューヨークに拠点を置く仮想通貨分析企業デジタル・アセット・リサーチ(Digital Asset Research)の共同創業者グレッグ・シポラロ(Greg Cipolaro)氏は述べた。

「ハッシュレートは価格に追随する。その逆ではない」

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最終更新:2019/12/6(金) 6:00
CoinDesk Japan

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