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[ウインターカップ特集]森岡奈菜未&福田希望(薫英)「成長を積み重ね優勝を」

2019/12/7(土) 11:05配信

バスケット・カウント

「チームの中で声を掛け合うことを意識しています」

取材・写真=古後登志夫 構成=鈴木健一郎

大阪薫英女学院の3年生、森岡奈菜未と福田希望は、決勝進出を果たした昨年のウインターカップでも先発を務めていた。「自分たちの代で、今度こそ全国制覇を」との思いは強いが、それと同時に高校バスケの総決算となる大会に向けて、この3年間の出来事を噛み締めながら準備している。安藤香織監督が「精神的に弱く、モタモタする」と言いながらも、「チームメートや応援してくれる人のためにやれる子たち」と表現するチームは、ウインターカップでどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。



──まずは2人の自己紹介をお願いします。

森岡 キャプテンの森岡奈菜未です。岡山の就実中の出身で、U-17の日本代表と、高1と高2で国体に選ばれました。得意なプレーはペイント内でのポストアップから得点を取ることです。

福田 京都の西ノ京中出身、副キャプテンの福田希望です。京都の選抜チームに3年生で入って、キャプテンをしていました。高校では2年生の時に国体メンバーに選ばれています。得意なプレーは3ポイントシュートで、この前のウインターカップ予選の決勝では7本決めて34点取りました。

森岡 すごかったんです。前半まで競っていて、ハーフタイムに一人ひとりの得点とファウル数の場内アナウンスを聞いていて、自分は6得点で「後半頑張らないと」と思っていたら、次に「福田希望、18点」って。前半も良いところで4本決めてて、後半も苦しかったところで決めてくれました。ここぞの時にやってくれます。準決勝は当たらなかったけど(笑)。

福田 準決勝は本当に自分のプレーができなくてすごく反省して……試合が終わった途端にみんなから「明日は入るから!」って、1年生や2年生にもすごく言われて、明日は自信を持つしかないなって思ったんです。それで吹っ切れたのが良かったです。

──それでは、お互いをどう見ているか、直してほしいところも教えてください。

福田 チームの中で一番気が利きます。でも、大雑把なところは直してほしいです(笑)。

森岡 確かに「だいたいこんな感じかな」とやってしまいます。希望は真面目で、すごくビデオを見て研究しているし勉強も頑張るんですけど、やりながら絶対寝る(笑)。私はバババっと終わらせてすぐ寝るんですが、時々遅くにミーティング室に降りていくと1人で爆睡してて。

福田 夜中に目が覚めて「ヤバい」みたいなことがよくあります。たまに朝になっていて、ビデオも開いたままで充電が切れていて……。

──キャプテンと副キャプテンは、どんな形でチームをまとめていますか? 

森岡 私はあまり人を怒ることが得意じゃなく、怒るというよりかは話をするという感じです。もともと私はみんなとめっちゃ仲が良いわけではなくて、希望とずっと一緒にいるわけでもなくて。ウチには『The 大阪』みたいな個性的なメンバーが多くて、みんなが面白いことを言って盛り上がっても私は隅っこで見てる感じです。でもそれではダメなので、3年生になってからはその人の様子やプレーから感じたことでコミュニケーションを取れるようになってきました。

福田 このチームは一人ひとりの役割がはっきりしていて、シューターの自分が3ポイントシュートを打たなかったり、センターが外に出て一人でやろうとしたり、自分の仕事じゃないことをやるとリズムが狂います。一人ひとりが役割を理解すれば、全員が完璧でなくても共通理解の中でパス一つ、シュート、リバウンドもうまくいきます。そうやってチームの中で声を掛け合うことを今はすごく意識しています。

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最終更新:2019/12/7(土) 11:05
バスケット・カウント

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