ここから本文です

S・ヴァイ、I・マルムスティーン、Z・ワイルド、N・ベッテンコート、T・アバシからなる驚愕のギタープロジェクトが東京に降臨!

2019/12/7(土) 11:20配信

エムオンプレス

■スティーヴ・ヴァイ、イングヴェイ・マルムスティーン、ザック・ワイルド、ヌーノ・ベッテンコート、トーシン・アバシからなる超絶技巧派ギタリスト集団・GENERATION AXE(ジェネレーション・アックス)!
スティーヴ・ヴァイを中心に、イングヴェイ・マルムスティーン、ザック・ワイルド、ヌーノ・ベッテンコート、トーシン・アバシのスーパーギタリスト5人が競演する祭典『GENERATION AXE』が、2年ぶりに再び日本に上陸した。

【画像】スティーヴ・ヴァイとイングヴェイ・マルムスティーンのギターバトル

11月29日の東京公演の会場は豊洲PIT。建ち並ぶタワーマンションの灯りを眺めつつ到着すると、開演前のステージ上に堂々と並ぶマーシャルの壁もすべてに電源が入っており、まるでタワーマンションのようで思わず笑みが溢れてしまった。

会場の音出しの時間も限られているためか、5分前倒しの18時55分からスタート、5人全員がまずは登場してのフォーカスの名曲「Hocus Pocus」がオープニングでプレイされる。この時点ですでに卒倒気味になってしまったし、とにかく5人が並ぶ姿は圧巻である。この公演の流れとして、最初と最後は全員でプレイするが、順番に数曲プレイしながら次のギタリストとコラボし、そのままバトンタッチして行くリレー形式となっている。

前回同様にスタートはトーシン・アバシから、テクニカルでジェント、プログレ調でもある自身のプロジェクト、アニマルズ・アズ・リーダーズの曲を8弦ギターでヘヴィなリズムと共に3曲をプレイする。

人柄を感じられる日本語でのMCも微笑ましく「Physical Education」でヌーノ・ベッテンコートが登場。いきなりの「Get the Funk Out」のファンキーなベース音から独特なグルーヴ感でセクシーなヌーノワールドが全開する。音のタメやリズムプレイ、スリリングなソロや歌に一気に魅了されていく。何度も日本への感謝を伝え、アコギでの「Midnight Express」はピッキングの粒立ちも良く、エクストリーム代表曲メドレーではひときわ盛り上がりを見せるとザック・ワイルドの登場である。

ジミ・ヘンドリックスの「Purple Haze」の冒頭を弾き始め、途端に客席フロアへ降りるザック。移動中も決してプレイを止めることなく、頭上でも弾きまくり、これが三度もフロアで繰り広げられるとは驚くばかりであるし、二階席がない会場ゆえ、フロアに埋もれた“ザックを探せ”状態にはとても楽しませてもらえた。ゲイリー・ムーアの「Still Got the Blues」では再び登場したヌーノとのハモリが素晴らしく、客席フロア後方からスティーヴ・ヴァイも登場してのトリプルギターでの場面には心が揺さぶられずにはいられない。

ヴァイはLEDの光るポジションマークギターから始まり、この人と言えばやはり扇風機での送風は外せないところ。奇声のように吠えるアーミング、遊び心と芸術性を備えた技巧的かつ妖艶なステージはまさにエンターテイナーである。今回、「For the Love of God」が聴けてうれしかった人も多いのではないだろうか。本公演の主催者であるが、かなり控えめに徹しており3曲のみで、この時点でのイングヴェイとのコラボがないまま、王者オンステージが始まる。

やはりいちばんの爆音を奏で、スモークの演出はイングヴェイのみ。彼のショウとしては特別変わった内容ではなかったが、おなじみのギター回しや、歯で弾いたりギターを宙に放り投げたりのパフォーマンスで軽快にギターを操る姿には、場内もいちばん見入っていたように思う。

彼の最大の魅力であるチョーキング、ビブラートは絶品であるし右腕に着けたロレックスで音の長さを確認するのも、ディレイでの見せ場もピックキックもお約束の定番だが、それが堪らないのである。あれだけのプレイをしながらも、彼は熱いというより脱力感のあるところもまたすごさと言えるだろう。

リズム隊も幕外でステージ上にはイングヴェイのみで演奏された場面や、エレガットギターも登場し「Black Star」でのヴァイとの共演ソロは公演全体で言ってもハイライトになっていた。

個々のプレイ曲は、ザックとヴァイは変更してきたが、ほかは前回と変わらず、フィナーレにはクイーンの「Bohemian Rhapsody」とディープ・パープル「BURN」の2曲を五重奏の素晴らしいアンサンブルで終幕した。本来はもう1曲予定されていたらしいので、それはまた次回の楽しみとしておこう。

TEXT BY Sweeet Rock / Aki
PHOTO BY Yuki Kuroyanagi

<セットリスト>
Hocus Pocus(All)
~Tosin Abasi Set~
Physical Education(Tosin&Nuno)
~Nuno Bettencourt Set~
Sideways(Zakk&Nuno)
~Zakk Wylde Set~
Still Got the Blues(Zakk&Nuno&Steve)
~Steve Vai Set~
~Yngwie Malmsteen Set~
Black Star(Yngwie&Steve)
Bohemian Rhapsody(All)
Burn(All)

リリース情報
2019.06.28 ON SALE
GENERATION AXE(ジェネレーション・アックス)
ALBUM『The Guitars That Destroyed The World- Live In China』

GENERATION AXE『The Guitars That Destroyed The World- Live In China』の詳細はこちら
http://kings-rock.jp/release/kicp-1990

最終更新:2019/12/7(土) 11:20
エムオンプレス

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事