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<ルパン三世 THE FIRST>3DCG最新作を山崎貴監督が語る「宮崎駿監督のルパンが好きすぎて…」

2019/12/7(土) 19:40配信

MANTANWEB

 今回の企画が立ち上がったとき「僕は『ルパン三世』は3DCGに向いていると思いました。というのはカートゥーンの感じというか、割と海外のキャラクターに近い。日本のアニメの記号とはちょっと違うところにあると思いました」という印象だった。

 「ルパン三世」はご存じの通り二次元のアニメとして脈々と続いてきた人気シリーズだ。それを3Dにする際には「できるだけ翻訳というか、2Dから3Dへの違和感はないようにというのは意識したんです。ところが、ルパン三世についてはいろんな人がいろんなタッチで描いていて、これというものはない。だから、それぞれの人の頭の中にある最大公約数的なルパンを、また他のキャラクターに関しても模索していったという感じですね」と語る。

 最大公約数のキャラにするには「いろんな人に見てもらいました。ルパンだけでも当初20種類くらいデザインがあったんですよ。数十人にどれが好きか、どれが一番ルパンっぽいかなど意見を聞いて、それで選ばれたものをベースに作っていきました」という。

 今回のルパンは赤のジャケットに黒シャツを着ている。山崎監督が好きな「カリオストロの城」のルパンのジャケットは緑色だが……。「いろんな意見を聞いたら、『ルパンってやっぱり赤じゃないか』と。個人的には緑色にしたい気持ちはめちゃくちゃありましたけど」と楽しそうに語る。

 ◇アクションシーンではルパンの髪がなびく

 山崎監督が「ルパンは3DCGになじみがよかったという印象」と語るのはアクションシーンにもある。「アクションの種類にしても、宮崎さんがやっている航空機のアクションとか、わりと3DCGとなじみがいい感じのアクションが多い。三次元的な動きをするシーンが多いキャラクターなので、3DCGにする意味があるんじゃないかなと思いました」という。

 3DCGになったルパンは短髪だが髪の毛がフワッとしている印象も受ける。「宮崎さんのルパンとかシーズン2の最終回で空をロボットと一緒に飛ぶ瞬間があるんですけど、そのときは髪の毛がふわふわしているんです。髪の毛の動きというのは2Dではなかなかやりきれない部分があるので、3Dではぜひ表現したかった。高いところから落ちたり、飛行機に乗ったり、カーチェースしたりとか風を感じるシーンが多いので、そこは単純に3Dで画(え)にした方がいいのかなと思ったんですよね」と語る。

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最終更新:2019/12/9(月) 19:20
MANTANWEB

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