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殻を破った優等生!4気筒のシボレー「カマロ」はアメ車のイメージを一変させる

2019/12/7(土) 7:00配信

&GP

アメリカ車の魅力といえば、大排気量のV6やV8エンジンを搭載し、乗り味うんぬんよりも怒涛のパワーで押し切るところ…なんて思っている人も多いのでは?

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「今時、そんな前時代的でステレオタイプなアメ車なんてありませんよ」と怒られてしまいそうですが、21世紀になっても真っ先に思い浮かぶアメ車のイメージとはそういうものでしたし、特にスポーツ系モデルはそれが色濃い印象でした。

しかし、先頃マイナーチェンジを受けた6代目のシボレー「カマロ LT RS」は、そうした印象を一気に覆す1台。何しろ搭載されるエンジンが、2リッターの直列4気筒ターボというのですから。果たして、排気量は控えめで、V6でもV8でもないカマロLT RSとは、どんなクルマなのでしょうか?

時代の変化を読み取り2リッター4気筒エンジンを設定

ゼネラルモータースが展開するシボレーブランドといえば、スポーティなイメージがセールスポイント。「カマロ」もまた、「SS」や「Z/28」といった大排気量V8エンジンを搭載するスポーツモデルが、イメージリーダーとしてラインナップの頂点に君臨してきました。

環境問題を無視できない昨今としては、声高に叫ぶことはできずとも、また「デロデロ」という重低音サウンドが響かなくても、アメリカ製スポーツモデルといえば、大排気量V型エンジンのみなぎるパワーが魅力の源泉であり、熱心なファンを惹きつける理由であるのも事実だと思うのです。

2017年末に日本上陸を果たし、昨2018年11月にマイナーチェンジを受けた6代目カマロですが、本国でデビューしたのは2015年のこと。そのフルモデルチェンジに合わせて、新開発の2リッター直4ターボモデルが設定されました。

もちろん、アメリカ本国のラインナップには、3.6リッターのV6や6.2リッターのV8も用意されていますし、最新の日本向けモデルにも、最高出力453馬力のV8エンジンを搭載する「SS」グレードが設定されています。

では改めて、今回のテーマであるカマロLT RSについて見てみましょう。まず、最大の関心事であるエンジンは、排気量1998ccの直列4気筒DOHC。インタークーラー付きターボチャージャーを備え、最高出力275馬力、最大トルク40.8kgf-mを発生します。日本仕様のトランスミッションは8速ATで、駆動方式はFRという設定です。

このドライブトレーンを包み込むボディは、全長4785×全幅1900×全高1345mmで、車両重量は1560kgというのがカタログ上の数値です。イメージとしてはトヨタ「スープラ」や日産「GT-R」より長く、同「スカイライン」よりちょっとワイドといった程度。また、日本車では4シーターの2ドアクーペはほぼ絶滅危惧種で、現在はトヨタ「86」&スバル「BRZ」、レクサス「LC」、同「RC」、GT-Rのみという状況にあります。

ひと目でカマロと分かる端正なクーペスタイルの2ドアボディ内には、実用に足る4名分のシートを確保。

さらに、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した液晶モニターを備えるなど、コクピットはイマドキのクルマらしく洗練されています。

一方、クルマのサイズは相変わらず拡大傾向にありますが、カマロは若干ながらサイズダウンを実施。設計とデザインを両立させる辺りには、開発陣の志の高さすら感じます。

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最終更新:2019/12/7(土) 7:00
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