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JAL「幼児マーク」表示サービスで議論が過熱。海外の反応と各国の機上ベビー対策あれこれ

2019/12/7(土) 6:02配信

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炎上しやすいベビー関連論争

ベビーカー論争にしろ子だくさんのセレブのツイートにしろ、ベビーに関する議論は感情的なものになりやすい。

それだけベビーが重要な社会の関心事であることには希望を感じるが、「元子ども嫌い・現3児の母」の筆者はどちらの気持ちもわかる分見ていてちょっと心が痛い。

「ありがとう、JAL」が炎上

しかし先日、母国日本発の「ベビー関連炎上案件」が世界のニュースをにぎわせた時には、欧州に住み日々子どもを巡る文化差を体験している身として、論争に目が釘付けになってしまった。

渦中のトピックは、日本航空(JAL)が提供しているサービス。フライトの予約をする人に座席表で2歳までの子どもを連れた乗客がどの席を予約しているか見えるようにした同社ウェブサイトの機能が、「子どもに対する寛容さを欠いている」と各国のメディアで話題入りし、TVニュースでお茶の間までにぎわせる事態になったのだ。

事の発端は、9月末にバングラディシュ出身で現在アメリカで実業家として活動するRahat Ahmed氏が投稿したツイート。

JAL公式ページからNYへのフライトを予約した同氏は、「ありがとう、JAL。13時間のフライトの間泣き叫ぶ気満々のベビーたちがどこにいるか警告してくれて。他の航空会社にもこのサービスが義務化されるべきだ」というメッセージとともに、JAL予約サイトで座席表に赤ちゃんのアイコンが表示されているスクリーンショットを投稿。

直後から激しく賛否両論のコメントやシェアが殺到し、海外各地のメディアがニュースに取り上げる事態となった。

各メディアの論調

シンガポールの英語版Yahoo!ニュース(およびほかの複数のメディア)は、「これは冗談ではありません:日本の航空会社が幼児を避けるための『ベビーマップ』を提供」とトンデモニュース扱い。米USAtoday、英BBCニュースなどの大手メディアは「わが国ではこのサービスは消費者の反感を買うだろう」「みんな一度は赤ちゃんなのに」と違和感を示すコメントの紹介にスペースを割いた。

他の英語圏メディアも「そのうちベビーから離れた席に追加料金を課すつもりでは」「赤ちゃんを表示してくれるなら、酔っ払いや足が臭い人がどこに座るかも知らせてくれ」「迷惑な人を全部表示していたらきりがない」などおおむね反対派の声を取り上げたし、米CNNがTVのニュース番組で報じた際など、男性キャスターも女性キャスターも読み上げる途中で「こりゃひどい」とばかりに笑い出してしまった。

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最終更新:2019/12/7(土) 6:02
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