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ルイ・ヴィトンも参入。ブランドとゲームのコラボレーションが相次ぐ理由

2019/12/7(土) 17:01配信

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ゲームプレイでスポーツ選手のような高額の報酬を得る「プロゲーマー」。日本では、まだまだ馴染みのない職業かもしれない。

しかし、多くの国ではプロゲーマーは、これまで子供達の憧れだったスポーツ選手のような存在になりつつあり、プロゲーマーがゲームを競技として行う「eスポーツ」人気の高まりにともない、世界中でゲーム人口が増え続けている。
 
これまでも、インターネットやソーシャルメディアが普及することで、テレビや新聞などのオールドメディアに費やす時間は減少してきたが、このeスポーツの台頭によって、さらなる市場変革が起こりつつある。ゲームがソーシャルメディアに取って代わる可能性があるのだ。

各企業はこれまでインフルエンサーを起用し、ソーシャルメディアでプロモーション活動を実施してきたが、その影響力には限界が見えはじめている。そんな中、ゲーム人口の増加を見据え、ゲームを通じてブランド認知を高めようという企業が、ケンタッキーなどのコンシューマブランドから、ルイ・ヴィトンなどのハイブランドまで多岐にわたって増加している。

最近増えているブランドとゲームのコラボレーションとはいったいどのようなものなのだろうか。

伝統的なスポーツに匹敵。爆発的に増加するゲーム人口

昨年、およそ11億ドル(約1200億円)と報じられたeスポーツの市場規模は、年平均成長率約14.4%と拡大を続けている。

eスポーツと呼ばれるようになったことからもわかるが、ゲームはプレイするだけでなく観戦する対象としても人気となっており、その視聴者の規模は2016年には2億8千100万人に達し、米ナショナル・フットボール・リーグの視聴者数に匹敵するようになった。
 
現在もその増加スピードはとどまるところを知らず、2021年には5億5千700万人にも達すると予想されている。

国際的にゲームをeスポーツとして再定義する動きは加速しており、国際オリンピック委員会(IOC)は、2017年にはeスポーツを五輪競技種目に採用する可能性を模索すると発表、2024年パリオリンピックへ競技としての追加も検討された。

米政府も、ゲーム大会参加プレイヤーに対し、スポーツ選手用ビザを出すなどの対応を開始、日本でも世界各国のプレイヤーが集う大会が開催されるようになった。

来年の東京オリンピック開催に合わせて、インテルが格闘ゲーム「ストリートファイターV」と4輪車サッカーゲーム「ロケットリーグ」によるeスポーツ大会「Intel World Open」の開催も発表され、今後もeスポーツの人気は高まっていくだと考えられる。

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最終更新:2019/12/7(土) 17:01
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