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豊島将之「竜王・名人」誕生、史上4人目の快挙 広瀬章人竜王から4勝1敗で奪取/将棋・竜王戦七番勝負

2019/12/7(土) 19:57配信

AbemaTIMES

 将棋の竜王戦七番勝負第5局が12月6・7日、島根県鹿足郡「藩校 養老館」で行われ、豊島将之名人(29)が広瀬章人竜王(32)を143手で下し、シリーズ成績4勝1敗で、竜王初挑戦で奪取に成功した。これで名人とともに竜王という、将棋界最高峰のタイトルを2つ保持。史上4人目となる「竜王・名人」の快挙を達成した。

【中継映像】豊島将之名人が竜王奪取に成功した一局(感想戦あり)

 豊島名人の3勝1敗で迎えた第5局は、中盤から終盤にかけて広瀬竜王のペースで進んでいたものの、最終盤で豊島名人の粘りが功を奏し大逆転。将棋界にある8つあるタイトルのうち、序列1・2位を独占に成功した。対局後、豊島名人は「(本局は)ずっと自信がないまま指していました」と静かに振り返ると、シリーズ全体については「難しい将棋が多かったですし、終盤かなり際どい将棋が多かったので、ツキがあったのかなと思います」。竜王・名人については「自分がここまでやれるとは思いませんでした。長くトップでやれるように、タイトル戦に出られるようなところで戦いたいです」と、普段どおりの口調だった。

 過去、「竜王・名人」を達成したのは、谷川浩司九段(57)、羽生善治九段(49)、森内俊之九段(49)の3人。

 将棋界のタイトルは、豊島竜王・名人、渡辺明三冠(35)、永瀬拓矢二冠(27)と、複数保持者3人に加え、木村一基王位(46)の計4人が保持。一時は8人が1つずつを持ち合った状況から、かなり様相が変わってきた。

◆豊島将之(とよしま・まさゆき) 1990年4月30日生まれ、愛知県一宮市出身。師匠は桐山清澄九段。2007年4月に四段昇段し、史上初の平成生まれのプロ棋士に。デビュー以来、毎年7割前後の高い勝率をキープし、昨年度に棋聖位で念願の初タイトル。その後、王位、名人と立て続けてにタイトルを獲得した。「竜王・名人」は史上4人目の快挙。

最終更新:2019/12/7(土) 20:06
AbemaTIMES

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