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J1名古屋に必要なのは攻撃的か守備的かではなく“共有” 3位鹿島と見える風景は同じだったか[吉田光範評論]

2019/12/7(土) 23:18配信

中日スポーツ

◇7日 J1最終節 名古屋0-1鹿島(豊田スタジアム)

 ACL出場権を獲得した鹿島と、何とか残留したグランパスとの差は、ピッチで同じ風景が見えているかどうかだった。

 鹿島は、グランパスの危険度に優先順位をつけて、順番につぶしにかかった。まず中央のジョーに入るボール、次にシャビエル、前田が使いたいスペースを消した。攻撃に転じたときは、右サイドのスペースをサイドチェンジなどで効果的に使いゴールに結び付けた。

 グランパスは攻撃の強みを消されると、好機をほとんどつくれなくなってしまった。いい形でボールを奪っても、チーム全体でスピードアップできない。「今がチャンス」という場面で一気にテンポを上げる鹿島との差は、明らかだった。グランパスはボールを持っている時間は長かったが、鹿島にプレーさせられていた。

 今季のグランパスは、監督の途中交代で激しく揺れ動いたが、攻撃的か守備的かというより、同じイメージを共有できるかが重要な要素になる。それがチームの強さだけでなく、サッカーの躍動感や面白さを伝えることにつながるはずだ。(元日本代表MF)

最終更新:2019/12/7(土) 23:18
中日スポーツ

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