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就職のミスマッチで!?決して特別な人ではない「ひきこもり」にならないために

2019/12/7(土) 18:10配信

LIMO

昨今の社会問題として取り上げられる機会も増えているひきこもり問題。今年3月に内閣府から発表された「生活状況に関する調査」によると、全国の40歳から64歳までのひきこもりは推定61万にものぼるそうです。働き盛りと呼ばれる年代にいながらひきこもりになった人たち。彼らは決して特別な人々ではないようです。

つまずくことを許されない社会がそこに

そもそも、彼らはどうしてひきこもるようになったのでしょうか。疾患や障害を発症による事例はあるものの、そのきっかけの多くは社会的構造や人間関係にあるといいます。学校や会社に順応できなかった、希望する職場に受け入れてもらえなかった。もしくは非正規や派遣、ブラック企業から抜け出した結果、次につなげることができず引きこもってしまった、という人も多く存在するようです。これらの背景には就職氷河期の影響も色濃く見え、彼ら自身の能力不足が原因ではないという事情も加わっています。

また、一度引かれたレールからはずれると元に戻りにくいのも日本社会の特徴です。履歴書の空白期間を嫌う日本企業はいまだに多く、就職や転職に失敗した人はさらに次の仕事に就くことが困難となり、負のループに陥るといいます。

就職のミスマッチを防ぐために

大人になってからひきこもりとなった人々の中には「思っていた会社と違った」ことにより会社を辞め、その後次の仕事に就くことができずやむを得ず自宅にひきこもりだしてしまった人もいるようです。期待に胸を膨らませて社会に飛び出していく学生たちが、会社に失望し働く気力を失わないために、就職前にできることはあるのでしょうか。

・人生で大切なものを確認しておく:会社に入って絶望する理由は人それぞれです。やりがいがない、休みが取れない、給与が少ない、尊敬できる上司がいないなど。キャリアアップのための転職と違い、こういったネガティブな理由で会社を辞めるのはもったいないことです。

就職活動中はどうしても早く就職を決めて落ち着きたい気持ちになりますが、会社に入ってから失望しないためにも、焦らず落ち着いて行いましょう。学生時代にインターンに訪れてみたり、気になる会社の情報収集を入念に行うなど、自分の大切なものを失わない職場かどうかを今一度チェックしてみてはどうでしょうか。

・その会社だけを見るのではなく業界全体をチェック:「入りたい企業」を早くから絞ってしまうと、その会社だけにとらわれてしまい冷静な判断ができなくなる場合があります。そこでしかできないと思っていることも、角度を変えてみると違う会社の方がやりたいことができたり、自分の生活にマッチしているなんて場合も。

5年後、10年後になりたい自分を思い浮かべ、自分がストレスを感じずにいられる職場とは何か、ぜひ思い描いてみてください。

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最終更新:1/9(木) 20:15
LIMO

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