ここから本文です

「発達障害」の子のIQはどれくらい?検査方法の違いに、親もドキドキ~「ADHD」の我が子の知能検査体験談~

2019/12/7(土) 17:16配信

LIMO

発達障害の診断基準のひとつとして主力にされている「知能検査」ですが、知能検査をすることでおおよその知能指数(IQ)が分かります。

IQの数値によって知的障害(精神遅滞)の有無を判断したり、小学校入学時に特別支援学級への在籍が必要なのか否かなどを審議するため、発達障害やグレーゾーンの子どもを育てる親としては知能検査の内容はとても興味深いもの。

そして、知能検査の中にはさまざまな種類が存在していることをご存知でしょうか? 
我が家の長男は5歳のときに「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」の診断を受けていますが、その際に実施されたのは「田中ビネー式知能検査5」という検査でした。

しかし、小学校入学後に行なった検査は「WISC-IV知能検査」。

今回の記事では、知能検査「田中ビネー式」と「WISC-IV」には一体どのような差があるのか? また、発達障害を抱える子どもたちのIQはどれくらいなのか? ということについてお伝えしていこうと思います。

発達障害やグレーゾーンの子どもたちのIQってどれくらい?

知能検査によって知能指数であるIQの数値が分かりますが、そもそも発達障害やグレーゾーンの子どものIQはどれくらいなのでしょうか? 

IQの平均値は100とされていて、85~115の間に約68%の人が収まり、70~130の間に約95%の人が収まります。(※1)

発達障害を抱えている子どもの中には、平均値よりも高いIQを持っているケースも見られるため「IQが低い=発達障害」と一概にいえるわけではありません。

しかし、一般的に見て「IQ69以下」(※2)であれば知的障害があると判断されることが多く、知的障害を持っていない発達障害児やグレーゾーンの子どもの場合は「IQ70~79」である場合も少なくありません。

後にご紹介する「WISC-IV」知能検査では、ちょうど平均的な結果がIQ100になるように問題が構成されていて、50%の子どもがIQ90~109の間に入ります。

知的障害と判断されるIQ69以下の子どもの割合は2.2%、知的障害はないけれど「発達になんらかの問題を抱えている」と考えられているIQ70~79の子どもの割合は全体の6.7%。
知能検査の合計得点によって、以下のように知能レベルが分かれています。

IQ130以上は「非常に高い」、120~129は「高い」、110~119は「平均の上」、90~109は「平均」、80~89は「平均の下」、70~79は「低い(境界域)」、69以下は「非常に低い」と分類されています。(※2)

70~79のIQ数値には「境界域」とあるように、この辺りのIQ数値である子どもたちには発達障害が確認されることも多く、発達障害と診断はされなくても「なんらかの問題を抱えている」と考えられる言動が目立つこともあります。

1/2ページ

最終更新:2019/12/7(土) 17:16
LIMO

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事