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志賀ころ柿最高級品初販売

2019/12/7(土) 14:01配信

北國新聞社

 志賀町特産の干し柿「能登志賀ころ柿」の最高級品「プレミアム」が7日、金沢市中央卸売市場で初めて販売された。プレミアム規格が導入された昨季は該当品を市場に出せるほど生産できなかった。12個入り1箱(1キロ)の2ケースが、いずれも1万円で取引され、関係者からはブランド力向上で国内外での知名度アップを期待する声が上がった。

 プレミアム規格は、従来の4Lサイズ(1個85グラム以上)に相当し、鮮やかなあめ色の「赤秀」を認定基準とした。

 JA全農いしかわによると、全体の出荷量の1%に及ばないほどの貴重さとなる。昨季は、夏の高温の影響を受けて1箱分しか生産できず、PRのため谷本正憲知事に贈られた。

 初の市場販売では、安定的に取引するため競りは行わず、販売先を絞った相対販売で価格を決めた。2017年の4Lサイズは1箱3700円で取引されたが、今年はプレミアム設定により同サイズでも価格は大幅に上昇した。

 金沢市の青果店「堀他」が1箱を買い取り、香林坊大和の売り場に置かれた。もう1箱は金沢駅構内の100banマート「Aガイヤ」にお目見えする。

 能登志賀ころ柿は素朴な甘みと軟らかさが特長。2016年には、国の地理的表示保護制度(GI)に登録された。今季は1月初旬まで約37トンを出荷する予定で、プレミアムは30箱を見込む。

 JA志賀の中野勝営農部長は「一昨年から3倍近く値が膨らみ、農家も生産意欲が上がっている。多くの人に食べてほしい」と話した。

 能登志賀ころ柿は11月、金沢と大阪での初競りで、ともに過去最高の1箱20万円で競り落とされ、話題を集めた。

北國新聞社

最終更新:2019/12/7(土) 14:01
北國新聞社

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