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バチカンと中国の対話は「信教の自由保障のため」=外交部/台湾

2019/12/8(日) 14:06配信

中央社フォーカス台湾

(台北中央社)中国共産党機関紙、人民日報の傘下にある「環球時報」の英語版公式ツイッターは7日、中華民国(台湾)と外交関係を持つバチカンが中国と国交樹立に向けて動いていることを示唆する内容を投稿した。これについて台湾の外交部(外務省)は、バチカンと中国の対話は中国内の信者の信教の自由を保障するためだと指摘。またバチカンは、昨年9月に中国と結んだ暫定合意について、外交に関する内容に及んでいないと台湾に改めて説明したという。

バチカンはヨーロッパで唯一、台湾と国交がある。だが、昨年9月に中国と司教任命権をめぐる暫定合意に達した。以来、台湾との外交関係について注目を集めている。

環球時報は、ローマ教皇庁科学アカデミーの学長であるサンチェス・ソロンド司教の発言として、「中国とバチカンの次なる一歩は国交樹立だ。フランシスコ教皇の訪中を準備している。中国の指導者のバチカン訪問も歓迎する」と英語版ツイッターに投稿。ただ、同氏がいつ、どこで発言したのかについての言及はなかった。

外交部の欧江安報道官は、両者の暫定合意はあくまで司教任命権に関するものだとの認識を示した。また、中国が暫定合意を結んだ後も教会の弾圧を続けていることに触れ、暫定合意が中国内の信者の信教の自由を保障する本来の役割を果たすことに期待を寄せた。

(侯姿瑩/編集:楊千慧)

最終更新:2019/12/8(日) 14:06
中央社フォーカス台湾

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