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2021年のF1マシンは厄介な”じゃじゃ馬”?「独特の乱流を生み出す」との指摘

2019/12/8(日) 9:49配信

motorsport.com 日本版

 2021年のF1はレギュレーションが大幅に変更され、グラウンド・エフェクト効果を多用するマシンに刷新される予定となっている。

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 この新しいマシンは、より接近したバトルを生み出そうという意図の下、後続のマシンに影響を及ぼす乱流が少なくなるよう考えられているのだ。

 レーシングポイントF1チームのテクニカルディレクターを務めるアンドリュー・グリーンは、決定版のレギュレーションを研究した結果、後続のドライバーが実際にその恩恵に授かることができることは分かったものの、フロントウイングが生む乱流が自らのマシンに問題を引き起こしてしまうのだという。

 グリーンはチームが問題に対処できるよう、フロントウイング周辺の開発に関して、より多くの自由度が与えられるべきだと主張した。

「フロントウイング周辺に、開発を許可することができるエリアがあると思う」と、彼は説明した。

「マシンのフロント部分は信じられないほど(開発が)制限されており、マシンのハンドリングに悪影響があるほどだ」

「このマシンをドライブするのはかなり厄介な作業になるだろう。もう少し自由度が増えれば、後方への乱流やグラウンド・エフェクトへの影響を低く抑えながらも、その問題を整理することができると思う」

 motorsport.comが、問題をさらに詳しく説明するように求めると、グリーンは次のように述べた。

「空力的にかなり不安定になってしまうだろう。それは良いことだとは思わない」

「もう少し予測がしやすいマシンが欲しいんだ。ドライバーがアタックできるようなマシンにするためには、彼らがマシンをコントロールし、何が起こるか予測できなくてはいけない。限界領域でも安定していることが分かっていなければいけないんだ。現時点で私が見た限りでは、これらの条件は2021年のマシンに当てはまらない」

「マシンのフロント部分で何が起きているのか、乱流がどこに行くのかを風洞で明らかにすることが重要だ。現時点では、マシンが独特な乱流を生み出している」

Adam Cooper

最終更新:2019/12/8(日) 9:49
motorsport.com 日本版

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