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ヘルメット無しでのライディングを本気で目指したBMWのシティーコミューター「C1」

2019/12/8(日) 11:01配信

バイクのニュース

車体上部の重さは安全性向上のため!

 こんな不思議なバイクを見るのは初めてかもしれません。一見するかぎり、ごく一般的なキャノピー付きのバイクです。いわゆるピザ配達用の出前用バイクに見えなくもありません。外観を軽く見まわした程度では、特に珍しくはないように思われます。

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 ですが、その根底に流れる開発コンセプトは、バイクのそれではまったくありません。「ヘルメットの必要ないバイク」として開発されたというのだから腰が抜けそうになります。

 ヘルメットを被らずに安全を確保するためにまず、前方をフロントガラスで覆いました。風から逃れる必要もありますし、石跳ねから身を守るためには、ガラスのバリアが必要ですからね。

 そして重要なのは、ヘルメットを被らないバイクなのですから、転倒時に頭部を守ることです。そのために、シートベルトを括り付けました。頭の真横には、頭部を守るネットがあります。転倒した際には、それで頭を路面に打ちつけるのを防ぐのでしょう。

 バイクの転倒は、左右どちらにも可能性があります。ですので、シートベルトは左右から延びており、中央でクロスします。ですので、写真のように乳児を背負うお母さんのような姿になってしまいます。

 ちなみに、シートベルトを襷掛けしないと発進できないように、バックルにスターターと連動したセンサーが組み込まれています。ドイツ人というのは、厳格なのですね。

 転倒時の怪我から身を守るには、衝突の衝撃を吸収する必要があります。C1のキャノピーは、ピザ屋の出前用のそれのように簡易的なものではなく、太いパイプがフレームに直結されています。雨露を防ぐだけではなく、衝撃吸収性も優れているのです。冬場に冷たい風から逃れるためでもなく、ロールケージのような保護性能が期待されているのです。

 いやはやそんなですから、かなりの重量級になってしまいました。特に上家が重いたのです。重心点が高くて、乗り込もうとすると、今にも倒れてしまいそうになり、試乗を前に、数人で支えてもらいなから乗り込んだほどです。立ちゴケの不安が強いのです。

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最終更新:2019/12/8(日) 17:28
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